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女性記者の婚活記 めげずにサービス続けるべきか…

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NIKKEI STYLE

日本経済新聞が9月下旬に行った調査では、20~40代の働く未婚の男女で、実際に婚活サービスを利用している人は1割だった。婚活という言葉は一般的になったといえ、まだまだとまどいを感じる人は多い。使い勝手はどうなのか。働く女性の1人として、実際に8月下旬から利用中の記者が正直な内幕をつづる。

31歳、東京都在住、マスコミ系――。

これが、ある結婚相談所の会員向けネット上で表示される、記者のプロフィルだ。「性格は良くも悪くもおおらか」「海外旅行が好き」といった自己紹介文が続き、詳しく見れば、喫煙や宗教の有無、両親や兄弟の職業や最終学歴まで分かるようになっている。だが、肝心なのは写真だ。

相談所の利点は、結婚を希望する男女が効率的に出会えること。ただ、1万人以上もいる相手候補全てと会うのは不可能だし、プロフィルを一つ一つ丁寧に見ていくのも難しい。写真や年収、年齢といった、一覧画面に表示される分かりやすい指標をクリアして、初めて詳細な紹介に目を通すことになる。その上で相手とお見合いをするかどうか。会うまでが大変なのだ。

日経の調査では、結婚相手に求める条件(複数回答)として男女ともにトップになったのは「性格や人柄」だが、女性は2位が「収入」。男性側は「容姿」「年齢」と続いた。人柄が大切なのは当たり前として、実際に問われるのは2位以下の条件だろう。

記者の場合、残念ながら容姿でアピールできるものは多くない。写真は相談所が契約しているスタジオでプロに撮ってもらっただけあってだいぶ良く写っているが、ものには限度がある。

年齢については「若いから喜ばれますよ」というのが相談所の評価だ。婚活サービスを利用している女性は30代が最も多く、40代が続く。男性は40代が中心なので、30代になりたてというのは若い部類だろう。相談所によると、男性が若い女性を好むのは「子供が欲しい」という理由もあるらしい。実際、条件設定をして検索をかけると、7割以上の男性が子供を欲しがっていることが分かる。

一方、男性のプロフィルでは重要になる年収や、詳しい職業は相談所との相談の結果、書かなかった。男性の年収は原則公開だが、女性は任意。職業も「引かれてしまうかもしれないから、入れない方が良いですね」とのこと。

さて、こうした自身の条件で約2カ月「戦った」結果はこうだ。こちらからのお見合い申し込み23件に対して、OKの返事をもらったのは3件。先方から申し込まれたお見合いは5件だ。こちらから断ることはしないので、計8件がお見合い成立件数になる。まともに考えればめげそうになる勝率だ。婚活は途中でやめてしまう人は、このあたりに理由があるかもしれない。

「一部上場企業で活躍」「有望な大学の若手研究者」「優秀な国家公務員」。相談所側の紹介文にこうした文句が踊る男性には見合いの申し込みが殺到するらしく、まず会えない。「モテすぎる」あまり、自分から申し込むだけで相手からの申し込みは受けない男性もいるそうなので、どれだけ実際にお見合いができるかどうは人によって相当な開きがあるのだろう。普段の人柄などが見られない分、「スペック」による格差は実社会以上かもしれない。

実際に会った場合。相手の詳しい紹介や論評は避けるが、平均年齢は41歳、年収は750万円だった。職業は公務員や会社員など、堅実な人が多い印象だ。

「どんな仕事をしているんですか」「休みの日は何を」――。はじめはお茶を飲みながらそんなやりとりを1時間ほど。相手の人柄は分かるような、分からないような。どちらかというとおとなしめの男性が多かった気がするが、別の機会には違う顔も、意外な共通点も見つかるかもしれない。相手の基本的な情報を頭に入れた上でじっくり向き合えるのが見合い。一方、合コンなどの方が、共通の話題を振ってくれる友人がいたりグループ内での振る舞いが分かったりする利点があることに気づいた。登山、ゴルフ、料理などをしながらのお見合いパーティーを好む人がいるのもうなずける。

今のところ、結婚に至る流れはなく、記者の婚活は継続中。年間約30万円にもなる利用料と時間をかけて相談所を使い続けるべきなのかどうかは、もう少し時間をかけて見極めたいと思う。

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