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女性同士のイヤな感じ、正体は「マウンティング」 格付けし合う女性達(1)

2014/10/16

日経ウーマン

女友達と楽しく会話をしていたはずが、ふとしたきっかけで見えない抗争のゴングが鳴る──。上から目線の発言や過剰な幸せアピールに、イラッとしたりモヤモヤしたり。女性同士の会話に起こる不可思議な“違和感”の正体を徹底分析します。

■自分の立ち位置を確認したいその気持ちが格付けを生む

(イラスト:村澤綾香)

他愛もない女性同士の会話で、ふと感じるつかみどころのない“違和感のある物言い”にモヤモヤ……。会話を楽しみたいのに、なぜか心が疲れる。そんな経験を持つ人も少なくないのでは?

「もしかしたら、その正体はマウンティングかもしれません」。そう話すのは、“マウンティング女子”の名づけ親で漫画家の瀧波ユカリさん。「小さな優越感を感じたいために、自分のほうが上だとアピールする」マウンティングは、女性同士に起こりやすい現象だという。ジャーナリストの白河桃子さんは、その理由をこう分析する。

「社会的な地位や収入で単純に格付けが決まる男性と違い、女性は、結婚や出産、彼氏や仕事、美しさなど、いろんな“幸せ軸”が入り混じります。『あの人は課長だけれど、私は結婚して子どもがいて幸せ』というように、置かれた環境で価値観も変わるため、幸せの基準が曖昧で移ろいやすい。だからこそ、自分の立ち位置を常に確認しようと他人を格付けしたり、マウンティングで自分の幸せを相手に認めさせたりしたいのでしょう」 

「マウンティング」って何?
本来は、犬などの動物が自らの優位性を示すために、相手に馬乗りになる行為を指す。その様子が“自分のほうが幸せ”とアピールする女性間の人間関係に似ていると、漫画家の瀧波ユカリさんが表現。いじめなどの明らかな対立と異なり、ふとした言葉や態度がきっかけとなって、関係を壊さない程度に見栄を張り合う。沢尻エリカ主演のドラマ『ファースト・クラス』(フジテレビ系)で話題に。

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