フード・レストラン

おでかけナビ

女性でも楽しい  渋谷の「ギャルカフェ」探訪記

2014/11/1

日経トレンディネット

 若者の聖地としてにぎわう渋谷センター街。大人になるほどに足が遠のいていたが、久しぶりに訪れてみた。目的は、ギャルカフェ「10sion(テンション)」の取材。ギャルカフェってなんだろうと思ったのがきっかけだった。これまでの人生でギャルとの接点はほぼゼロ。筆者のような普通のおばさんをはたしてギャルたちは受け入れてくれるのだろうか…。

「10sion」のスタッフたち。可愛い系、セクシー系、ヤマンバ系などいろいろ なジャンルのギャルがいる。右からジェネラルマネージャーのきょんちゃん、シエナ、まみぴい、店長のあいたん。店の住所は東京都渋谷区宇田川町13-9 KN渋谷2ビル7F。営業時間は17~24時、カフェ営業は22時まで(写真=阿部雄介、以下同)

 トビラを開けると、いきなり「◎$×●&%#?!」と大きな掛け声とともに、ギャル2人が目に飛び込んできた。どうやら、ピコピコハンマーでカウンターをたたきながら「いらっしゃいませー!!」と言ってくれたらしい。いきなりのボディーブローによろめきかけたが、ここは気をとりなおさねば。

「敬語NG!」のポスターを指差しているのは、スペイン出身のエムちゃん。初対面の人でもため口で話すと、急に仲良くなれた感じがするから不思議だ

 店内の壁には「敬語禁止!」のポスターがいくつも貼ってある。「よし、ため語で話してやろうじゃないの」とひそかに闘志を燃やしながら、一歩足を踏み入れた。「こっちに座って」とテーブル席に案内してくれて、キンキンに冷えた緑茶を出してくれたのは、10代のキャピキャピギャル、ララちゃん。「あ、ありがとうございます…」と思わず敬語になってしまう。

 店内にはカウンター席と、テーブル席が3つあり、30人程度が入れるスペースだ。カウンター席を見ると、自分に近い雰囲気の男女を発見。話を聞いてみると、2人は会社の同僚で、おもしろそうなカフェを探しては訪れているのだとか。「ギャルとは無縁ですし、ギャルカフェに来たのは今日が初めてですが、みんな明るいし、楽しませてくれるし、また来たいですね」とは飯島多佳奈さん。「ロシアンルーレットになっているたこ焼きを食べて辛いのに当たっちゃって、そのあとなぜか麻婆豆腐のドリンク飲んでるんです……」と教えてくれたのは、山岸一之さん。

 ロシアンルーレットになっているたこ焼きとは、『シブヤンたこやき』(900円)のことらしい。たこ焼きの半数はデスソース(辛いソース)が入っていて見事当たってしまったのだという。しかも、それを食べたあとに、注文してしまったのが、ソフトドリンクのメニューとして載っているグラス入りの麻婆豆腐。この麻婆豆腐ドリンクがどうしても気になり、あとで注文したのだが、ストローを通って口に入ってくる豆腐やらソースやらが何とも言えない面白さで、後を引いてしまった。

ミラーボールがキラキラとまぶしい、黒と白を基調にした店内。テレビ番組やプライベートで訪れた芸能人のサインもずらり
正真正銘、ピリ辛麻婆豆腐をグラスに入れたドリンク(800円)。この斬新なドリンクは、お店のギャル考案

フード・レストラン