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干渉、過剰な期待、嫉妬…母が「重い」と感じたら

2014/10/14

日経ウーマン

 実の母親との関係性に悩む20代30代の女性が増えています。母親の言葉や行動が、娘にとっては負担に感じられ、やがて大きな悩みになることもあります。ライフスタイルの多様化や価値観の変化、母娘関係の親密化など、その背景にあるものは何か? 母娘問題の専門家に、母親との適度な距離の保ち方を聞きました。

■娘を悩ませていることに気づかない母親たち

 「幼い頃から母が怖くて絶対に逆らえませんでした」(33歳・不動産・事務)、「いつも母の愚痴を聞かされてうんざりです」(30歳・サービス・事務)――。雑誌『日経WOMAN』読者に家族に関する悩みを聞いたところ、母親に対する悩みが約7割という結果に。

 「母の言動や存在が娘の重荷になることは、決して珍しいことではありません」と話すのは、数十年にわたり母娘問題に向き合ってきた原宿カウンセリングセンター所長の信田さよ子さん。

 その理由の一つは、母親の世代と娘の世代での生き方の価値観に違いがあることだという。母親世代は50代、60代が中心。その世代の女性にとっては、社会進出はまだまだ難しく、多くの人が専業主婦への道を選んできた。「専業主婦という生き方が幸せの形だと考え、同じ人生を娘に押しつける母、その一方で、仕事に恵まれた環境にある娘と過去の自分とを比べ、嫉妬せずにいられない母など、世代や環境の違いを認識できずに、自分の考えを娘に押しつけてしまいがちです」

 また、母親にとって、娘の存在は「夫や友人とは別格」と信田さん。「自分の分身のように感じ、娘なのだから干渉して当然、娘には何を言っても許されると思っている人も多いのです」。母親が“あなたのため”と娘の生活に入り込むうちに、娘も“母を悲しませたくない”と責任を感じて翻弄されることも。

 「母が子離れできない場合、何歳になっても干渉が続き、やがて娘もそれを負担に感じるようになります」

 信田さんいわく、“母が重い”と感じたときが、母から自分を解き放つとき。「母に対するネガティブな思いに戸惑い、後ろめたく感じることもあると思いますが、それが関係改善のきっかけと捉えましょう」

 母親のタイプ別に傾向と対策を紹介したので、参考にしてみよう。

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