あ、髪が…女性も悩む薄毛の処方箋カラダのお悩み何でも診療所(8)

パーマやカラーで髪が少なくなることはないですが、髪が傷んで切れ毛になると、量が減ったように感じられます。

髪は皮膚と同じケラチンというタンパク質でできています。不摂生は肌に悪いのと同様、髪にも悪影響を及ぼします。髪の生まれ変わるサイクルは2年。不摂生をしても、肌のようにすぐに変化は表れませんが、普段から規則正しい生活や、バランスのいい食生活を心がけることが大切。

閉経後は、誰しもある程度髪は薄くなりますが、どの程度進むかは遺伝的な要素が関係しています。

年齢的な薄毛には、「ミノキシジル」[注]という成分を配合した育毛剤が有効なので、心配な人は薬局で相談してみましょう。

髪が抜ける原因は?
健康な人でも1日100本程度は抜けるが、これは代謝によるもの。また、髪を強く結ぶことも抜け毛の原因となる。もし、どんどん髪が抜けるという場合は皮膚科を受診しよう。まれに甲状腺や卵巣のホルモン異常、膠原病(こうげんびょう)などの病気が潜むことも。特に根元がこん棒状に膨らんでいる髪が抜ける場合は、病的脱毛のことがある。
[注]心臓に疾患がある人などは使えないことがあります。

この人に聞きました

吉木伸子さん
よしき皮膚科クリニック銀座院長。横浜市立大学医学部卒業後、慶應義塾大学、浦和市立病院を経て、よしき皮膚科クリニック銀座開院。主な著書に『スキンケア美容医学事典』(池田書店)など。

(日経WOMAN 福島哉香)

[日経WOMAN2013年5月号の記事を基に再構成]

注目記事
今こそ始める学び特集