ナンバーズ4 当選番号に同じ数字あると賞金額高く
例えば、「ナンバーズ4」宝くじ。4桁の数字からなる当選番号を当てた者全員で賞金を等しく分ける。したがって、当てた者の人数が多ければ賞金額は少なくなり、当てた者の人数が少なければ賞金額は多くなる。
いまから18年前、過去の当選番号と賞金額を調べたら、以下のような特徴があることがわかった。
4月12日を4桁にして表す「0412」のような、日にちに関係する4桁の数字が当選番号になると、賞金額は一般に低い傾向がある。反対に7879とか5669のように、重複のある数字を含んで5以上の数字だけで構成される4桁の数字が当選番号になると、賞金額は一般に高い傾向がある。
確率では読めない人間の癖
番号の選び方に、単純な確率の計算式では読めない人間の癖が入っているためだ。その後18年間にわたって自説を確かめるつもりで、ときどき新聞紙上でナンバーズ4宝くじの結果を見ているが、その説はいまだに変更する必要がないようである。
この人間の癖を参考にしてナンバーズ4宝くじを購入してはどうだろうかと思うが、そもそも宝くじでもギャンブルでも、冷静に期待値を考えたらできるものではない。期待値を無視して、僅かな確率に賭けるところが面白いのだろう。
次に、コインの表裏などを当てる賭けについて。当てると賭け金の2倍が返ってくるゲームを想定する。例えば、2万円を賭けて運良く当てると4万円が返ってくる。差し引き2万円の利益になる。
コイン表裏ゲームに“必勝法”
この場合、「マーチンゲール法」と呼ぶ“必勝理論”が知られている。最初は1万円を賭ける。それに負けたら2万円を賭ける。また負けたら次は4万円を賭ける。そのように負けたときは次に倍の金額を賭けることにする。こうすれば、いつかは勝って、勝ったときにはトータル1万円の利益になるというものである。