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おならがたくさん出て困る…原因は腸内バランス カラダのお悩み何でも診療所(7)

2014/9/24

(イラスト:竹脇麻衣)

では、どうしたら悪玉菌を減らすことができるのでしょうか。それは、食物繊維や乳製品を摂取し、腸の中の善玉菌を増やすこと。善玉菌を増やせば、腸内細菌のバランスも戻り、おならも減ります。

一方、善玉菌が多いと出るのが、においのないおなら。善玉菌は食物繊維をエサに増え、腸内の食べ物を発酵し、消化吸収を助けたり、腸のぜん動運動を促したり、免疫力を高めたりするなどの働きがあります。体に悪影響を及ぼす悪玉菌に比べ、善玉菌は体にとって良い菌。においのないおならは、良いおならと考えてください。意識しなくても、バランスのいい食生活を続ければ、おならは自然と減ります。

腸は、神経細胞や免疫細胞が集まっている大切な器官です。食生活やストレスの影響がすぐに出るので、毎日、腸の様子に気をつけていると、自分の体調に気づきやすくなりますよ。腸をいたわる習慣が身につけば、自然と体も整ってきます。

おならの原因は?
口から飲み込んだ空気と、腸内で食べ物を分解するときに発生するガスが合わさったものがおなら。ほとんどのガスは腸管に吸収されるが、吸収されなかったものが、おならとなって体外に出て行く。おならは、腸内細菌のバランスが崩れたときや、早食いをしたり、ガムや飴を多く食べたときに、口から飲み込む空気が増えて出やすくなる。

この人に聞きました

藤田紘一郎さん
東京医科歯科大学名誉教授、人間総合科学大学教授。東京大学医学部医学研究科修了。金沢医科大学教授、長崎大学医学部教授、東京医科歯科大学医学部大学院教授を経て現職。専門は、寄生虫学、感染免疫学。著書に『病気に強い人、弱い人 腸内細菌叢(そう)が寿命を決める』(幻冬舎)、『脳はバカ、腸はかしこい』(三五館)など。

(日経WOMAN 福島哉香)

[日経WOMAN2013年4月号の記事を基に再構成]

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