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自分を責めてしまう癖は手放そう 「自尊心」養成講座

2014/10/7

日経ウーマンオンライン

素敵なものをたくさん持っているのに、「私なんて……」と自分に自信を持てない人は少なくありません。「自尊心」を持てない女性たちに、その理由、どうすれば自尊心を持てるようになるのかについてマリアージュカウンセラーの斎藤芳乃がお話しします。今回取り上げるテーマは「自分を責める癖」。自信を持って周囲とコミュニケーションを取る方法があるのです。

■思い込みのなかで行動している自分を解放してあげよう

人間関係がうまくいかない……と悩んでいる方のご相談をお受けして気づくのは「人間関係が順調な人と比べると、自分自身のことを責めてしまいやすい癖を持っている」ということです。

例えば、次のようなことを思ったり、不安に感じてしまったりすることはありませんか?

・相手が悪口を言っていると、「自分が悪いのではないか」と思ってしまう
・相手の機嫌の悪さが自分のせいだと思ってしまう
・人生が思い通りにならないのは自分が悪いせいだ
・評価されないのは自分に能力がないから
・私はきれいじゃないから愛されない

自分を責める癖を持つ方には、子ども時代に親から責められたり、怒られたりすることが多かったり、逆に、褒められることが少なかったり、幼いながらに感受性が豊かだったために苦しいことに意識が向かってしまった、などの経験をした方もいました。癖を改善する機会がこれまでになかったために、大人になってからも自分を責める癖を辞められないのです。

しかし、よくよくお話を伺ってみると、「思い込み」と「現実」が、かけ離れている場合が目立ちます。「あえて自分を苦しめてしまっている」ことも少なくないのです。

■相手には相手のタイミングがある

相手が不機嫌な時や、自分を評価してくれないとき、「私が悪い」と思ってしまうと、大切なことを見逃してしまいます。

例えば、上司ならば、家族とけんかした直後かもしれません。友達や彼氏ならば、職場でミスをしてしまったばかりかもしれません。

このように、相手が不機嫌なときも、評価してくれないときも、相手の都合によることが多いのです。

「自分が悪いのではないか?」と決めつけて悩むのではなく、「どうしたの?」と尋ねてみましょう。

相手の個人的な理由で不機嫌になっていたとしたら、傷ついているかもしれませんから、思いやりをもって接してみてください。

■相手には相手の思いや基準がある

また、もしも相手が評価の基準を持っているのならば、相手の基準を知り、理解することも重要になってきます。

基準を聞くことが難しい相手の場合は、相手がどうすれば評価しやすいのか、相手がどういう人を評価しているのかを観察し、相手の基準を知る努力をしてみましょう。

例えば、会社では、ある上司は元気に挨拶している部下と親しげにして、その人を評価しているかもしれませんし、何か頼まれごとをされたときに、快く引き受けられるような社員を評価しているかもしれません。

合コンなどの場ならば、趣味や行動パターン・興味が一緒の人と仲良くなったり、考え方や価値観が一緒で打ち解けていたりするかもしれません。

相手の基準を満たすことができれば、自然に評価され、打ち解けられるようになっていきます。

このように他者を正しく知ることができれば、あなたが相手の評価の基準に合わせることができますし、反対に、「相手と基準が合わないから合わせない」という主体的な選択をすることもできるようになります。

「自分が悪い」と思い込んでいたことは、単に相手の基準を把握できていなかったために起きていただけかもしれません。

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