客観的に自分のことをとらえてみる

自分を責めている時にしてしまいがちなのが、客観性を失ってしまうことです。

自分を責めてしまう癖を持っている人は、条件反射的に「相手が不機嫌になった=私のせい」といった思考パターンを持っている場合があります。

本来、人間関係は対等なものであり、相手と二人で作り出すものなので、相手の態度についても、冷静に分析し、見直す必要があります。

例えば、必要以上に怒鳴ったり、部下をいびったりするような上司の場合、相手の態度は適切でしょうか? それとも不適切でしょうか? ここでは、「自分が相手を怒らせている」というよりも、上司が自分をコントールできずに感情をぶつけてしまっていますね。

こうして「私が悪い」と思った瞬間に、「相手が適切か不適切かどうか」を分析してみると、事実が見えてきます。

もしも自分だけで判断がつかない場合は、誰かに相談してみてもいいかもしれません。

感情的になるのではなく、客観的に事実を伝え、あなたが公正だと思える第三者を通すことで、フラットに物事を見ることができるようになり、自分を責めることがなくなります。

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いかがでしたか? 自分を責めるということは、それだけ、自分の思い込みのなかで行動してしまっているということです。けれども、こうして少しだけ思いこみを外してあげることで、もっと楽に生きられるようになります。

斎藤芳乃(さいとう・よしの)
 マリアージュカウンセラー。女性の恋愛・結婚の問題を解決する心の花嫁学校マリアージュスクール主宰。「自尊心」の大切さを訴え、女性の不幸の根本的な原因を解放し、潜在意識を使って現実を変化させる心の専門家として活躍中。これまでに延べ7000人以上の女性の恋愛・結婚にまつわる悩みを解決した実績を持つ。近著に「恋愛レッスン-永遠の絆のつくりかた」「一週間で自分に自信を持つ魔法のレッスン」がある。http://saitoyoshino.net/

[nikkei WOMAN Online 2014年1月23日付記事を基に再構成]