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レアもの探して東京巡り 争奪戦を勝ち抜く極意とは

日経エンタテインメント!

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NIKKEI STYLE

 2013年、海外から日本を訪れる訪日客が初めて1000万人を突破。2020年には東京五輪が開催される。今後「新東京」のブーム感が盛り上がり、国内外から多数の観光客が東京を訪れそうだ。「日経エンタテインメント!」が独自に都内の人気スポットを調査したところ、最も混んでいたのはグッズ売り場で、「ご当地限定品」が売れていた。最も"レアなグッズ"が手に入りやすいゾーンはどこか、リポートした(調査データは2014年6月16日現在のもの)。

東京五輪の開催が6年後に迫るなか、関連施設の建設計画も具体的になり始め、都内に新たな商業施設が続々オープン。「新しい東京」を一目見ようと、東京は多くの観光客でにぎわっている。

話題のスポットをメディアの報道で見ると、高級ブランド店や、高層ホテルからの絶景など、写真や映像の"見栄え"がするポイントに注目が集まりがち。しかし、そんな華美な側面ばかりに来場者が引かれているのだろうか。編集部は都内を4つのゾーンに分け(下の地図参照)、それぞれ人気スポットの状況について調査した。

多く見られた来場者は、子連れのファミリー層、シニアの団体、修学旅行生やカップルなど、多岐にわたっている。おおむね共通しているのは、短時間で次々と移動していくことだ。より効率的に少しでも多くの名所を回り、さまざまな思い出を作りたい。そこでにぎわっていたのが、施設内のグッズショップ。それも「限定品」と銘打った商品が飛ぶように売れていた。「自分がそこに行った証」を安価で得られる品として、レアなギフト品は行列になるほどの人気ぶり。今後も東京観光では、レアグッズが集客の要になりそうだ。

「限定品」には要注意、ネットで入手できる商品も

しかし調査の結果、その「限定品」にも注意が必要なことが判明した。「当地限定」とうたいながら、他のスポットでも売っていたり、ネット通販で簡単に手に入るなど、"レア"ではないグッズが多く存在することが分かった。

そこで編集部では、都内の4大ゾーンに出店する店舗を回り、レアものを探す5つの極意を発見した。

まずは「限定品」の文字を目にしても、信じないこと。特に気をつけたいのが「ショップ限定」。同ショップの地方店での取り扱いもあるので、地元でも売っていたりする。次に、「店員を信じるな」だ。他店舗の在庫まで把握しておらず、忙しいからか、「ここでしか買えません」と説明された商品が、他のスポットで堂々と売られていた例が多々あった。続く極意は、「ネットの情報をうのみにするな」「電話でダブルチェック」の2つだ。

そして最後の極意、最大のポイントは「レアものは人気スポットに多く集まる」だ。売れる場所には、より戦略的な商品が置かれるため、最新の限定グッズを買える可能性が高い。

「東京スカイツリー」はそこでしか買えないレアグッズの宝庫

4つのレアグッズゾーンのうち、最も「そこでしか本当に買えないレアグッズ」が豊富だったのは、家族連れでにぎわうファミリーゾーンに位置する、東京スカイツリー(地図中の丸数字1、以下同)。独自のランドマークがあるため、「ウルトラマンワールドM78」の限定Tシャツのようなコラボ商品を展開できるのが強み。スタジオジブリのグッズを販売するどんぐり共和国は、他でも店舗展開するが、限定品があるのはここだけで、ネット販売もしていない。

テレビ局公式ショップ「ツリービレッジ」では、スカイツリーをデザインしたキャラクター菓子が家族連れなどに飛ぶように売れていた。ただし、スカイツリーが描いてあってもすぐに手を出してはいけない。テレビ局公式ショップのため、後述するテレビ局のショップと重複販売している例が多数ある。

東京スカイツリーとハシゴするのがおススメなのは、東京スカイツリーから直行バスも出ている、東京駅の東京キャラクターストリート(丸数字2)。テレビ東京のグッズを扱う「テレ東本舗。」に、品薄状態が続いている『妖怪ウォッチ』のグッズが売られていることは意外と知られておらず、ライバルが少ないからか、取材チームも偶然にメダルをゲット。残念ながらその他のレアグッズは少ないが、土産物の豊富さでは群を抜くので、手荷物になるものは途中で無理に買わず、ここで最後に買うのが便利だ。

NHK、フジテレビ…レアものは「足で稼いで」手に入れる

今回の調査で見つけた、最も「穴場」といえるレアモノスポットが、渋谷のNHK放送センター内にある、NHKスタジオパーク「スタジオショップ」(丸数字3)だ。本施設は、公開放送や、スタジオ見学ほか、放送にまつわる様々な企画展示が楽しめる有料施設として知られているが、そこに、無料で入れるグッズショップがあることは、あまり知られていない。大河ドラマや朝ドラのグッズもあるが、それは各地のショップでも買える。スタジオ見学に来た学生らに人気のご当地限定グッズといえば、NHKスタジオパークのロゴ入り菓子や文房具。その他、NHKスタジオパークのロゴが入ったグッズはここでしか買えない。

テレビ局のグッズショップ巡りができるメディアゾーンで、次なるお薦めは、お台場のフジテレビ(丸数字4)。『サザエさん』『ワンピース』『ちびまる子ちゃん』など、国民的人気アニメを多数放送しているため、特にキャラクターグッズが豊富だ。レアグッズを探す際は、「お台場フジテレビ限定」の掲示と、店員へのダブルチェックを忘れずに。他のテレビ局は、品ぞろえは、東京スカイツリーのテレビ局公式ショップ「ツリービレッジ」で、ほぼこと足りる程度。さらなるレア度向上に期待したい。

中央線沿線、池袋でクールジャパンなレアアイテムを狙う

クールジャパンとして注目を集める日本のアニメやアイドル、ヒーロー。その聖地が、カルチャーゾーンとアトラクションゾーンだ。中古品やオークショングッズなら高額のコレクターズアイテムが豊富だが、ネットでも買えてしまう。当地限定で、定価販売のレアグッズを探した。

アニメスタジオも多い中央本線沿線。2014年3月にJR阿佐ヶ谷駅と高円寺駅の間の高架下にオープンした阿佐ヶ谷アニメストリート(丸数字9)では、人気作家のグッズや有名スタジオの特別グッズなどが手に入る。期間限定品も多いので、事前のスケジュールチェックは欠かせない。

JR中野駅で降りれば、中野ブロードウェイがある(丸数字10)。ここは中古のプレミアムグッズがメインのコレクターズ街。そこで、案内所を直撃。そして、ようやくご当地限定キーホルダーを発見した。完売したものもあるというマニアックな代物だ。

池袋には、『週刊少年ジャンプ』のテーマパークJ-WORLD TOKYOがある(丸数字8)。調査で分かったのは、各地に展開する「ジャンプショップ」よりも、ジャンプキャラの当地限定レアグッズが多いこと。入場料大人1300円を支払わないとショップに入れないことも、そのレア度を増している。

そして、東京の南東に位置するアトラクションゾーンには、等身大ガンダムや体験施設で人気のガンダムフロント東京などがある(丸数字14)。限定ガンダムグッズの数々が外国人客にも人気だった。グッズショップだけの入場なら無料であることは意外と知られていない。

秋葉原のAKB48 CAFE&SHOP(丸数字13)や東京ドーム(丸数字11)にも数は少ないがレアグッズはある。今後も東京で数々のイベントが開催され、レアグッズが販売されるだろう。本物のレアグッズを求めて、ぜひ足を運んでみよう。

(ライター 安保有希子、日経エンタテインメント! 白倉資大)

[日経エンタテインメント! 2014年8月号の記事を基に再構成]

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