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アマゾン&楽天、「底値買い」の新テクニック 日経トレンディ

2014/9/11

日経トレンディ

ネット通販といえば、真っ先に思い浮かぶ「アマゾン」と「楽天市場(楽天)」。実は、この2大サイトが進化し、今までの「得な買い方」の常識が通用しなくなっている。

アマゾンは、商品を仕入れて販売する「直販」のイメージが強いが、実は出品者が増えて「総合モール」化が進んでいる。さらに、今まで利用できる商品が限られていた「アマゾンポイント」に拡充の兆しがあり“楽天化”しつつある。

一方の楽天では、大きな売りの一つ「楽天スーパーポイント」について、倍付けキャンペーンの見直しが相次いでいる。「毎週火曜」「6の付く日」など定期的なキャンペーンがことごとく終了。片や「初めて楽天ツールバーで検索したらポイント10倍」といった、新規ユーザーに手厚く還元するキャンペーンが増えた。そのため、リピーターが得をするには、より“戦略”を練る必要がある。

アマゾンでも楽天でも、変化に気づかないと、知らぬ間に損をしかねない。最新の使いこなしを身に付けたい。そこで今回は両通販サイトそれぞれについて、特に大切な買い方のポイントを紹介する。

■アマゾンでは「予約」をうまく活用しよう

アマゾンで買う最大のメリットが、「送料無料ですぐ届く」という点。アマゾンの配送センターから発送される商品を好んで購入する人も多いだろう。ただ、いつでもアマゾン発送を選べばいいかというと、そうではない。送料有料の出品者でも、総額でアマゾンより安くなるケースは多々ある。

上のグラフで示したのは、送料を含めた『アナと雪の女王 MovieNEX』の最安値(税込み)。赤がAmazon.co.jp配送センターが発送する場合(フルフィルメントを含む)、オレンジが出品者を含めた全体での最安価格の推移だ。Amazon発送の最大のメリットは、「Amazonプライム」が使えるなど配送が早め、かつ基本的に送料無料の点だが、このように出品者に比べて価格が高いケースも多い。配送の早さを取るか、安さを取るかで、選ぶべき出品者は変わってくる (C)2014 Disney
新商品を予約する場合や、欠品した商品を入荷待ちする場合には、「在庫あり」になる前に注文すべき。例えば「妖怪ウォッチ2 本家」は入荷と同時に10%近く値上がり。逆に予約後に価格が下がるケースもあるが、Amazon直販の商品は注文日から出荷準備開始の間の最安値が適用されるので安心だ。「入荷後に注文すればいい」と思わずに早めの予約を心がけたい (C)LEVEL-5 Inc.

上のグラフを見てほしい。2014年夏発売のBD/DVDソフト『アナと雪の女王 MovieNEX』の値動きを示したものだ。赤いラインがアマゾン発送、オレンジが全体の出品者で、それぞれの最安値を送料込みで追跡した結果、アマゾン発送が安さで勝ることは一度もなかった。もちろんアマゾン発送が最安値の商品もたくさんあるが、「送料無料だから得」とは一概にいえないことは知っておくべきだ。

では安く、賢く買うためにはどういう方法があるのか。まず新商品を購入するときの鉄則がある。入荷後に注文するのではなく、「入荷待ち」の段階で予約するという方法だ。

右上のグラフは、同じく2014年夏発売のゲームソフト「妖怪ウォッチ2 本家」の価格を追跡したもの。7月29日までは「入荷予定」と書かれたアマゾン直販が全体の最安値(4063円)。しかし、表示が「在庫あり」に切り替わった7月30日にいきなり4426円(税込み、以下同)に値上がり。7月31日以降は4431円に上昇し、入荷前と入荷後とで1割近く上がった計算になる。

では逆に、入荷前に予約した商品が値下がりしたらどうなるのか。この場合は、実はアマゾンが“救済措置”を用意している。アマゾン直販の商品に限り、予約後に値下がりしたらその価格が適用される「最低価格保証」だ。買うと決めているものは、必ず入荷前に予約したい。

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