一方で、容量当たりの単価はCDが約74円、DVDが約15円、BDが約4円と、BDが圧倒的に安い(図4)。となると、BDを優先的に使いたいところだが、すべてのパソコンでBDが使えるわけではない。自分やデータをやりとりする相手のパソコンのドライブがどの光ディスクに対応するか、事前に確認しておこう。

CD、DVD、BDともに、2タイプのディスクがある。それは、「1回記録型」と「書き換え型」だ。前者のディスクは末尾に「-R」が付き、後者には「-RW」または「-RE」が付く(図5)。どちらのタイプも盤面にレーザーを当ててデータを記録するが、その仕組みは大きく異なる。

[左]図4 1ギガ当たりの市場価格をグラフで示した。BDの単価が圧倒的に安くてお得だ [右]図5 CD、DVD、BDともに、1回記録型と書き換え型のディスクがある。前者は熱によって盤面の色素を変化させると元には戻せない。後者はレーザーの当て方を変えることで金属の結晶構造を壊したり(この状態を「アモルファス」という )、元に戻したりできるので、書き換えが可能だ

前者のディスクにレーザーを当てると盤面の色素が変化する。一度変化した色素は元に戻せないので、データを書き込むと取り消せない。

後者は盤面にレーザーを当てると、その部分の金属の結晶構造が壊れる。しかし、弱いレーザーを当てると元に戻せるため、データを書き込んだり、消したりできる。

DVD、BDには2層式、3層式のディスクも

CD、DVD、BDのそれぞれに2タイプのディスクがあるので、ディスクは計6種類になる。これだけ種類があると、使い分けが難しい。そこで、主な用途を挙げて、どのディスクが適するかをまとめた(図6)。

図6 光ディスクは、規格と書き換えできるかどうかで6種類に分けられる(このほか、DVD+R/RW、DVD-RAMなどのディスクがある)。目的別に、どのディスクが適するかをまとめた。写真や動画、すでに終了した仕事のファイル保存などには1回記録型ディスクを使い、作業中のファイル保存には書き換え型ディスクを使うとよい [注1]価格は1枚当たり
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