アプリ持ち運びやOS起動…USBメモリー徹底活用術最新USBメモリー(下)

日経パソコン

数百円で買える格安品から法人向けの多機能品まで、いまや1500種類以上もあるUSBメモリー。種類が多いだけに、自分の使い方に合う製品を選びたい。今回は、USBメモリーをもっと便利に使うための活用のポイントを紹介する。

まずは、定番無料アプリのUSBメモリー版の利用について説明しよう。USBメモリー版アプリとは、パソコンのハードディスク装置(HDD)にインストールすることなく、USBメモリー内のファイルだけで利用できるアプリのこと。出先で借りたパソコンに痕跡を残すことなく、さまざまなアプリを利用できる。

しかし、USBメモリー版のアプリを1つずつ探してインストールするのは面倒だ。それを効率化できるのが「PortableApps.com」というWebサイト。このサイトでは、定番無料アプリのUSBメモリー版を300本以上用意した上で、それらのアプリを簡単に管理できる「PortableApps.com Platform」というツールを配布している(図1)。

図1 USBメモリーにはさまざまなアプリを入れられるが、数が多いとインストールや管理が大変だ。Webサイト「PortableApps.com」のツールを使えば、300本以上のアプリを簡単に管理できる

専用メニューで簡単起動

まず、PortableApps.com Platformを手持ちのUSBメモリーにインストールする(図2)。インストール直後に起動すると、PortableApps.comで使えるアプリが一覧で表示され、ここでチェックするとアプリをインストールできる(図3)。

[左]図2 USBメモリー版アプリを管理する「PortableApps.com Platform」を、Webページでダウンロードしてインストールする。インストール先にはUSBメモリーのドライブ名を指定する [右]図3 そのまま起動すると、インストールできるアプリが分野別に表示される。選択して「次へ」を選ぶと、自動的にダウンロードしてUSBメモリーにインストールされる。なお、アプリによっては確認画面が表示される

PortableApps.com Platformはアプリを起動するためのランチャーであり、USBメモリーのドライブを開いて「Start」をダブルクリックすると、画面の右側にWindows 7のスタートメニューに似た画面が開く(図4、図5)。アプリはインストール時と同じ分野別に整理されている。

[左]図4 USBメモリー内の「Start」ファイルをダブルクリックする。なお「Documents」フォルダーは、USBメモリー版アプリの標準の文書保存先になる [右]図5 PortableApps.com Platformのランチャーメニューが画面の右下に表示される(中央)。「全ポータブルアプリ」をクリックすると、分野ごとの表示に切り替わる(右)。デスクトップのほかの箇所をクリックすると非表示になり、タスクバーのアイコンでいつでも再表示できる
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