どうして人気? 人間関係よくなる「嫌われる勇気」とは

「嫌われる勇気」で人間関係を良くする5つのポイント

(1)他人からの評価を気にしない

「周囲の評価を気にする限り、自分よりも他者のことを優先してしまい、心が不安定になりがち。人の評価を気にしなくなると、人間関係のストレスはぐっと軽くなります」(岸見さん)

(2)自分の価値観をハッキリさせる

自分の価値観が揺らいでいる人ほど、周囲に流されてしまいがち。まずは「好きなこと、嫌いなことは何か」「どんな行動を取っているときの自分を“好き”と思えるか」を考えてみよう。

(3)他人を変えようとしない

「嫌われる勇気」が必要とはいえ、自分の素直な気持ちを伝えることと、わがままを言って人を動かすこととは違う。「自分の意志を尊重すると同時に、相手を尊重することも大切です」

(4)「今、ここ」を大切にする

「目の前のことに一所懸命に打ち込んでいる人は、人間関係に悩む余裕すらないもの。今できることに真剣に、丁寧に取り組むことで、不要な感情を手放すことができます」

(5)自分と他人とを比較しない

「劣等感とは、周囲の人と自分とを比較することから生まれる『対人関係の悩み』です。比較をし続ける限り、他人の言動や行動が気になってしまい、“嫌われる勇気”も発動しにくくなります」

この人に聞きました

岸見一郎さん
哲学者。56年、京都生まれ。京都大学大学院文学研究科博士課程満期退学。専門の哲学と並行して、アドラー心理学を研究。執筆・講演活動のほか、カウンセリングも手がける。共著『嫌われる勇気』(ダイヤモンド社)がベストセラーに。

(日経WOMAN 瀬戸久美子)

[日経WOMAN2014年9月号の記事を基に再構成]

[参考] 日経WOMAN2014年9月号では「好かれる力&嫌われる勇気で人間関係はうまくいく!」「脳が目覚める読書のススメ」「困ったときこそ中学英語でなんとかなる!」特集などを掲載している。
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