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整える習慣

2021/9/21

整える習慣

できる人ほど大事にしている「Don't believe anybody.」(誰も信用しない)

ストレスの9割は人間関係。これは間違いありません。

そして、人間関係のストレスのうち、ほとんどが「相手に対する期待」から生じていることに気づいているでしょうか。

たとえば「同僚に気に入らない人がいる」というストレス。考えてみると、これは「もっとフレンドリーに接してほしい」「もっと、自分が好きな性格になってほしい」という期待の表れです。

期待と似ている言葉に「信用」というものがあります。これもじつにやっかいで、たとえば私が手術をしている際、助手の若い医師がミスをしたとしましょう。

このとき、私が腹を立てるのはなぜか。

それは相手を信用し、「うまくやってくれる」と期待しているからです。

人を信頼し、期待するのは人間的には美徳です。

しかし、自らのコンディションを整え、常に高いパフォーマンスを発揮する上では、あまり得策ではありません。

大事なのは「Don't believe anybody.」の精神。

「誰も信用しない」とは、一見クールで、人でなしのように感じるかもしれませんが、「すべては自分の責任である」という覚悟の表れと考えることもできます。

気に入らない上司がいようが、悪口ばかり言う同僚がいようが、後輩がミスをしようが、取引先が勝手なことを言おうが、いつ、どこで、どんなミスが起ころうが、すべては自分の責任。そう認識していれば、他人に腹を立て、自律神経を乱すことはありません。

大事なのは、どんな状況下でも、ストレスフリーで、ベストなパフォーマンスを発揮することです。

だからこその「Don't believe anybody.」なのです。

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