――常時40本程度の作品が視聴可能とのことですが、どのぐらいのサイクルで変わりますか?

毎月新たに配信開始になるのは、厳選した2~4本、多くて5本です。それらが一定の期間は配信中なので、作品群が重なり合って常時40本程度はご覧いただけるという形です。毎月始まる作品があり、終わる作品がある、変化し続けるラインアップになっています。

――オンラインのラインアップと、CSの「ザ・シネマ」のラインアップは違うということですが、作品をどういう基準で選定していますか。あるいは作品の選定には、「ザ・シネマ」で培われてきているデータとかを活用されているのでしょうか。

放送サービスの「ザ・シネマ」は、王道から激レアまで。配信サービスの「ザ・シネマメンバーズ」は、ミニシアター系作品のみとしています。ただ、ザ・シネマメンバーズでセレクトした作品を放送サービスでも生かして好循環が生まれるようにしています。

ユーザーの半分は20~30代

――とくに人気の監督や作品はありますか?

エリック・ロメール監督の作品は人気があり、9作品を去年配信開始して、今年の6月で配信終了しましたが、この9月から再配信をしています。とくに『飛行士の妻』は、ザ・シネマメンバーズで初めて見て、面白かった!という方が多いです。また『海辺のポーリーヌ』は鉄板の人気作です。

榎本さんが「鉄板の人気作」という恋愛映画の名手ロメール監督の『海辺のポーリーヌ』。海辺の別荘で6人の男女が織りなす恋愛模様を、思春期の少女ポーリーヌの目を通して描く。第33回ベルリン国際映画祭で銀熊賞と国際批評家連盟賞を受賞

――ユーザーはどういった方たちが多いのでしょう。

男女は半々、年齢は20代~30代が約半分、40代まで含めると7割になります。

地域的には現在、どちらかというと大都市圏が多いですが、地域に関係なくお楽しみいただけるのが配信サービスの利点でもありますので、全国各地の方々に使っていただきたいです。映画監督やアーティスト、モデルの方たちからもご愛用いただいていると聞いています。

――どんな反響がありますか?

「こんなサービスあったんだ!」「こんなサービスを待ってた!」というツイートなどがあり、励みにしています。

もし、この記事を読んでピン!ときたら、ザ・シネマメンバーズのサイトをのぞいてみてください。サイト内の記事ページの「LETTERS」というところに作品や特集に関するイントロダクション的なものを毎回書いています。そちらもぜひ。

(構成 前田かおり)

『ミツバチのささやき』 (c) 2005 Video Mercury Films S.A.
『サマーフィーリング』(c) Nord-Ouest Films - Arte France Cinema - Katuh Studio - Rhone-Alpes Cinema
『ラ・ポワント・クールト』(c)1954 succession varda
『恋する惑星』(c)1994, 2008 Block 2 Pictures Inc. All Rights Reserved.
『花様年華』(c)2000, 2009 Block 2 Pictures Inc. All Rights Reserved.
『海辺のポーリーヌ』(c)1983 LES FILMS DU LOSANGE-LA C.E.R.
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