ビルボードジャパンの、CD、ダウンロード(DL)、ストリーミング(STRM)、ラジオ(R)、ルックアップ(LU)、ツイッター(TW)、ミュージックビデオ(MV)、カラオケ(K)の8指標からなる「アーティストランキング」から、男性ソロシンガーを対象にランキング。各指標の数字は、「アーティストランキング」全体における順位。集計期間は、2019年12月30日~21年6月27日

1位は米津玄師。09年頃からボカロPとして活動し、12年に自身名義でボーカルも務めるようになり、13年にメジャーデビュー。18年発表の『Lemon』は300万ダウンロードを突破し、平成生まれのアーティスト史上初のトリプルミリオンセールスとなった。

そして、20年8月に発表したアルバム『STRAY SHEEP』はCDとダウンロード併せて200万セールスを達成し、ここ10年間のオリジナル作品としては最大のヒットに。CD、ダウンロード以外にも、ストリーミング、ラジオ、ミュージックビデオ、カラオケなど、ツイッターを除く全部門で男性ソロトップとなっている。

2位は、優里。20年にメジャーデビューした、ハスキーな高音ボーカルが印象的なシンガーソングライターだ。19年12月に配信リリースした、アコギで弾き語った失恋ソング『かくれんぼ』が、TikTokで「歌ってみた」動画に使われ、一躍注目の的に。

20年10月にはそのアンサーソングとなる『ドライフラワー』をリリース。これが『かくれんぼ』以上にストリーミングで大ヒット。再生数が1億回、2億回と超える度に大きく報道されて再生数をさらに伸ばし、今年6月に男性ソロ史上初の3億回を突破。「ストリーミング再生数ランキング」でも1位となった。

3位は、俳優としても活躍する菅田将暉。ソロとしての歌手デビューは17年で、18年『さよならエレジー』、19年『まちがいさがし』、20年『虹』と、毎年のようにヒット曲を生み出している。彼の場合もダウンロードやストリーミングでのヒットが報道されることが多いが、項目別で最も順位が高いのがカラオケ。ハイトーンな楽曲やラップなどで注目されるアーティストも多いなかで、“自分なら歌えるかも”と思わせる親しみのあるボーカルと、抜群のタレントパワーも人気の要因だろう。

4位には、ウクレレ&アコースティックギターの弾き語りスタイルの平井大。耳心地のいいサーフミュージックが若い世代からも人気を集める。昨年9月リリースの『Stand by me,Stand by you.』はTikTokで多数使われ、「ストリーミングランキング」で4位に入った。

5位は、作詞、作曲、アレンジに加え、映像ディレクションも手掛ける現役大学生のVaundy。19年からYouTubeに上げ始めたジャンルにとらわれない楽曲を、川谷絵音などのミュージシャンが取り上げ、瞬く間にSNSで話題に。昨年CDデビューも果たした。「ストリーミング再生数TOP30」には4曲が入る。

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アコギ系のヒットが続出
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