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外国人を意識した和空間 京都に「和風カフェコムサ」

2014/9/6

日経トレンディネット

2014年6月14日、京都・祇園のメーンストリートに新しい観光スポットがオープンした。店名は「京 カフェコムサ」。京都ならではのしつらえを取り入れた店舗デザインと、日本各地の高級フルーツに京都の食材を掛け合わせたオリジナルのタルトがウリだ。価格は1000円前後だが、観光名所に近い立地と和風の落ち着いた隠れ家的雰囲気が受け、大人の女性客を中心に人気を集めているという。

京都・祇園のメーンストリートである四条通り沿いに建つくろちくビルの2階が「京カフェコムサ」。3、4階には京都のお茶屋が体験できる全8室スイートルームだけのラグジュアリーホテルが入っている

カフェコムサは銀座、青山など首都圏を中心に展開しており、今回の京都祇園店で32店舗目。同店を運営するコムサの菊地豊副社長は「今期からブランドを再構築し、京都祇園店はカフェコムサの中でもプレミアムラインに位置づけている。“日本ラグジュアリーを食で表現する”をテーマに、日本を愛する文化度の高い層に日本各地の食材を生かしたスイーツを提供し、日本の食にこだわっていく」と意気込む。

一番人気の「舞妓さんのタルト」は月ごとに変わる花かんざしをイメージしてつくられた
京都の食材と旬のフルーツをふんだんに使い、オリジナルの味を追求したタルトが一番のウリ

同店は大手アパレルグループのカフェ業態。運営会社のコムサは、アパレルブランド「コムサデモード」「コムサイズム」などを全国に962店舗(2013年8月時点)を展開するファイブフォックスの100%子会社だ。1996年にそごう柏店に1号店を開業し、飲食事業に乗り出した。

アパレル事業では「日本の文化と伝統美の追求、西洋との調和が新しい感性を創造する」というミッションを掲げているが、飲食事業もキーワードは「日本」と「アート」。ファッション業界で培ってきたノウハウと感性をカフェ業態でも表現している。

主なターゲットは、ファイブフォックスの主要顧客である30代以上の主婦層。富裕層の大人女性と年々増加する外国人観光客も取り込み、初年度は約2億円の売り上げを目指す。2014年7月2日には軽井沢プリンスショッピングプラザにも出店し、3年で50店舗を計画している。

京カフェコムサは京都をイメージした内装が特徴
京都五花街の舞妓さんたちもオープンを盛り上げた

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