自宅でも簡単に楽しめるフルーツ×塩の組み合わせ

自宅で楽しむ旬の果物と塩の組み合わせ

フルーツ×塩の組み合わせは、自宅でも簡単に楽しめる。最もお手軽なのが、フルーツのカルパッチョ。熟し切ったものより、まだ若くて食感のある状態のフルーツの方がおすすめだ。

作り方は至ってシンプル。薄くスライスしたフルーツを皿に並べ、そこにお好みの塩とオリーブオイルをかけるだけ。辛味が欲しければ乾燥唐辛子を輪切りしたものを上に散らしたり、粗びきのブラックペッパーを振りかけたりしてもおいしい。

もちろん、フルーツにどんな塩を合わせるかもポイントだ。多種多様な味わいがあり、一概にこの塩がよいとは言いがたいが、秋の代表的フルーツに合う塩をいくつか挙げてみよう。

▼黄桃

まだ若くて食感のある状態なら、塩も少し食感がある小さめのフレークタイプのものがおすすめ。完熟の場合は、食感が主張しない粒が細かい塩がいい。

例)若い桃:塩の花(新潟県/海水塩)

 完熟桃:オージーレイクソルト(オーストラリア/湖塩)

▼ぶどう(デラウェア)

華やかな香りがあり甘さがさらりとしたぶどうには、香りを開いてくれるタイプで粒が細かいしょっぱみの弱いまろやかな塩がおすすめ。凝縮感が出てワインのような雰囲気がでる。

例)つるみの磯塩(大分県/海水塩)

▼いちじく

濃厚な甘味と、とろりとした食感のあるいちじくには、しょっぱさがあまり強くなく、甘味やうまみの濃い塩がおすすめ。いちじくがより熟したような凝縮感を味わえる。

例)わじまの海塩(石川県/海水塩)

▼梨

さわやかな香りとさらりとした甘さがある梨には、香りを引き立ててくれる塩がおすすめ。

例)青い海(沖縄県/海水塩)

▼柿

まだ若くて食感のある柿には、塩も少し食感のある粒が大きめのタイプがおすすめ。完熟した柿の場合は、甘味の強い塩を加えることでより濃厚になる。

例)若い柿:矢堅目の藻塩(長崎県/海水塩)

 完熟柿:一の塩さらさらタイプ(佐賀県/海水塩)

アジア諸国で広く親しまれているフルーツ×塩の組み合わせ。ぜひ自宅でもチャレンジしてみてほしい。新しい味覚の世界にきっとハマるのではないだろうか。

(一般社団法人日本ソルトコーディネーター協会代表理事 青山志穂)

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