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やっかいな「嫉妬心」 背後の感情に解消のヒント

「自尊心」養成講座

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日経ウーマンオンライン
マリアージュカウンセラーの斎藤芳乃です。私はこれまで、たくさんの女性たちの悩み相談(特に結婚・恋愛)にのってきました。その中で感じたのが、素敵なものをたくさん持っているのに、「私なんて……」と思っている方が少なくないことです。言い換えると「自尊心が低い」ということ。そんな女性たちに、なぜあなたが自尊心を持てなかったのか、どうすれば自尊心を持てるようになるのかについてお話しします。今回取り上げるテーマは「嫉妬心」。「嫉妬」の感情は幸せになるためのチャンスなのです。

自分よりも出来る人につい嫉妬してしまう、ということは人間ならばよくあることです。

この嫉妬の感情に巻き込まれてしまうと、相手のことがうらやましいあまりに、つい嫌味を言ってしまったり、嫉妬対象と自分を比較して「私ってなんでいつも駄目なんだろう」と自己否定を始めてしまったり……。

どんどん自分を惨めにしてしまうんですね。それくらい、嫉妬の感情は上手に扱ってあげないと、自分の未来を台無しにしてしまいます。

けれども、実は嫉妬してしまうときは、自分を知り、より自由に生きられるようになるチャンスだと知っていますか?

今回は、嫉妬との上手な付き合い方と、嫉妬から抜けるための応用方法についてお伝えしていきたいと思います。

【ステップ1】 まずは嫉妬のメカニズムを知る

嫉妬というのは、実は、自分に対する「制限」「禁止」から起きています。

例えば、こんな気持ちになること、ありませんか?

● 自分がすごく我慢して仕事をしているのに、要領よく振る舞って仕事をしないで済んでいる後輩を見ると、イライラしてしまう
● 欲しいものを我慢しているのに、妹は上手にねだってお母さんに何でも買ってもらっている
● 私は頑張っても頑張っても幸せじゃないのに、あの人は何も努力していないのに幸せそう
● 皆、私には厳しくしているのに、あの子はいつも可愛いからちやほやされている

このように、「(自分が)本当はそうしたいと思っているにもかかわらず、制限をかけていること」を相手がしているのを見たときに、「いいな、私は我慢しているのにうらやましい」というような感情が出てくるんですね。

もし、自分自身も仕事を要領よく行っていたり、欲しい物を自由に買ってもらっていたり、幸せだと感じていたとしたら、そうした行動をしている人たちを見たとしても、うらやましいと思うことはありません。

また、スポーツカーを自慢している人がいたとしても、車に興味がなければ、「ふーん、車買ったんだ」というくらいで、嫉妬の感情を持つこともありません。

このように、人は、「自分が本当はそうしたいと思っていて、かつ、できないことがあるときに、それを自由に行っている人がいる」ときに、嫉妬をするんですね。

ここで重要なのは、嫉妬をしてしまうとき、そこには「自分が本当はしたいと思っている」という気持ちがあるということに気づくことです。

嫉妬をしてしまう自分が駄目なのでも惨めなのでもなく、嫉妬は、ただ「自分はそれをまだしていないよね、でもそれをしたいならば本当はやっていいんだよ」というサインなのです。

【ステップ2】自分が嫉妬したときのことを思い出してみる

それでは次に、実際に自分が嫉妬してしまったときのことを思い出してみましょう。

あなたは過去、どんな相手に嫉妬をしてきましたか?

そして、その相手は、どんな行為をしていましたか?

華やかな外見をしている人でしょうか。

それとも、苦労なく周囲の人に助けられている、要領の良い人でしょうか。

あるいは、周囲から可愛がられている人でしょうか。

人それぞれ、嫉妬するポイントは異なります。嫉妬の感情を思い出すのは辛いことですが、恐れずに、「どんな人に対して、どんな行動に対して嫉妬していたのか?」を見直してみましょう。

【ステップ3】嫉妬した行動を、自分でチャレンジしてみる

自分がどんな相手のどんな行動に嫉妬しているのかが判明したら、今度は、その相手がしていた行為を自分に許してみましょう。

例えば、華やかな外見をしている人に嫉妬していたのなら、自分も同じように華やかな服装や髪型にしてみます。

苦労なく助けられている人に嫉妬していたのなら、自分も「お願い上手になって、助けを求めてみる」ということを許してみます。

周囲から可愛がられている人に嫉妬していたのなら、自分も柔らかさ、可愛さを表現してみます。

このように、相手のことをよく観察しながら、自分が相手のどんな行動に嫉妬しているのかをよくよく見直し、自分も相手と同じ行動をしていいんだ、というように制限を外してあげることが大切なんですね。

人は、自分も相手と同じような行動がとれると分かったとき、相手に対して特別な感情を抱くことはありません。ですので、嫉妬してしまうときは、「これから自分がやるべき課題を教えてくれている人がいる」といように捉え、チャンスだと思ってみましょう。

こうすることで、嫉妬するたびに、「あ、私はまだこの行動をとれていなかったんだな、じゃあ今からチャレンジしてみよう」というように、自分を自由に生きるための素晴らしい機会に変わっていくのです。

いかがでしたか?

嫉妬の感情を抱くことは常に他者と自分を比較することにつながり、自分で自分を苦しめてしまいます。けれども、こうして嫉妬という感情から気づきを得ることで、私たちは簡単に制限を外し、より自由に生きることもできるのです。

あなたの未来には、無限の可能性が眠っています。どうか自分で自分の行動を制限してしまうことなく、これからの新しいあなたを育ててあげてください。

斎藤芳乃(さいとう・よしの)
マリアージュカウンセラー。女性の恋愛・結婚の問題を解決する心の花嫁学校マリアージュスクール主宰。「自尊心」の大切さを訴え、女性の不幸の根本的な原因を解放し、潜在意識を使って現実を変化させる心の専門家として活躍中。これまでに延べ7000人以上の女性の恋愛・結婚にまつわる悩みを解決した実績を持つ。近著に「一週間で自分に自信を持つ魔法のレッスン」がある。http://saitoyoshino.net/

[nikkei WOMAN Online 2013年3月21日付記事を基に再構成]

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