食物繊維を分解する細菌にも影響か

また食物繊維を発酵・分解する細菌(Faecalibacterium、Lachnospira)が、アボカド群では多くなっていた。腸内細菌による食物繊維の発酵・分解で作り出される短鎖脂肪酸も便中に多かった。

脂肪の多い食事をすると胆汁酸が増えるが、胆汁酸の増加は腸内の炎症を促し、腸の健康と免疫に影響するといわれる。アボカド群では脂肪の摂取量が多かったにもかかわらず、便中の胆汁酸は少なかった。

(文 八倉巻尚子=ライター)

[日経ヘルス2021年4月号記事を再構成]※情報は掲載時点のものです

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