結びも空気を読んでもらおうとせず簡潔に

3:Conclusion(結び)

最後の締めの一文です。空気を読んでもらおうと考えるのではなく、明確に簡潔に書けるようにしましょう。

I look forward to ~ing ~をよろしくお願いいたします
look forward to ~ing は「楽しみにする」という熟語ですが、ビジネスEメールのフレーズとしては「よろしくお願いいたします」といったニュアンスで使えます。toは前置詞なので、名詞か動名詞のingが続きます。

例文=
I look forward to hearing from you soon. お返事をお待ちしております。
I look forward to seeing you next week.
来週お目にかかるのを楽しみにしております。
I look forward to doing business with you. これからもよろしくお願いいたします。
I look forward to your reply. お返事をお待ちしております。

If you have any questions, ~ 何かご質問がありましたら~してください。

例文=
If you have any questions, do not hesitate to contact us.If you have any questions, please feel free to ask.
何かご質問ありましたらお気軽におたずねください。
If you have any questions, please let us know.
何かご質問ありましたらお知らせください。
If you have any questions, please feel free to contact us anytime.
何かご質問ありましたらいつでもお気軽にご連絡ください。

今回はビジネスEメールでよく使うゴールデンフレーズを、Introduction(書き出し)Main body(本文)Conclusion(結び)の順にご紹介しました。型に当てはめて書いているうちに、単なる英語フレーズが意味のある塊となって身につくはずです。「時間がないから」とインターネット翻訳に頼ってしまうと、せっかくの練習するチャンスがもったいないです。ぜひぜひ、前回「英文メールは5要素で書ける 日本語よりカジュアルに」でご紹介しました基礎を確認した後で、本日のゴールデンフレーズを使って応用してみてください。

◇     ◇     ◇

最後に前回の復習クイズです。

Q:Eメールの冒頭挨拶「お世話になっております」を英語で書いてください。

いかがですか? それでは答えです。これは一例ですが

A:Hello, how are you? Thank you for your email.

です。それでは次回もお楽しみに!!

■読者さんからの質問コーナー
Q:週1回英会話教室に通っています。もう10年になりますが、最初のスモールトーク(この1週間で何やった、これやったみたいな)をいまだに準備していかないと不安で仕方ありません。下書きしていかないと自分でも情けなくなるくらい間違いだらけで、それならまだしも、言葉が出なかったりして伝えたいのに伝えられないジレンマに襲われてしまいます。
いつまでこんなことが続くのかと嫌になってしまうのです。間違って覚える、それは分かっているのですが、言葉が出ないことに閉口してしまいます。どうすればいいのでしょうか?


A:ハンドルネームよよやんさん。ご質問ありがとうございます。週1で英会話教室に通っていらっしゃって継続されているのですね? 素晴らしいです!! それだけでもご自分を褒めてあげませんか? なかなか10年は続かないですよ。ご質問は最初の「スモールトークがうまく話せない」ですね? 下書きしたものを見ながら言っていますか? それとも丸暗記しているのでしょうか。
よよやんさん、きっと私は下書きしないでもできると思いますよ。下書きしていないと不安と思っているようなのですが、これからは下書きしないで英会話教室へ行き何も見ずにトライしてみましょう。下書き無しの感覚をつかまないといけません。そうじゃないとフリートークといえないですから!
例えば車の教習所で事故にあうのが怖いからと教習所の中だけで練習していたら、いつまでたっても道路に出られないですよね? 一般道の運転の練習は、下書きのないフリートークに似ています。バイリンガルになる過程では必ずモヤモヤがあります。不安な気持ちになります。だから言葉が出てこなくて嫌だなーという今の状態も正しいと思います。一字一句を間違えずに言わなきゃいけないということもないですし! 肩の力を抜いて笑顔で英会話を楽しんでください。心から応援しています。

神林サリー Sally’s English Lesson主催、英会話英語学習本作家。大学の専門は英米文学。アメリカ留学後は、ファッションモデルをしながら通訳・翻訳学校でプロの英語を習得。バックパッカー、オーストラリアでの就労経験、大手英会話学校の講師、外資系企業勤務の経験を生かしてレッスンを提供。著書に「朝から晩までイケメン英会話フレーズ」など多数。