イチローら現役40代に共感 スポーツ選手のタレント力日経エンタテインメント!

日経エンタテインメント!では、2008年から年1回「タレントパワーランキング」を発表している。これはマーケティング調査会社のアーキテクトが実施している、タレントの「認知度(顔と名前を知っている)」と「関心度(見たい・聴きたい・知りたい)」の調査を基に、2つのデータを掛け合わせて「タレントパワースコア」を算出、ランキング化したもの。今回はスポーツ編をお届けする(調査実施時期は2014年2月)。

すべてのジャンルを含めた総合トップ3に浅田真央、羽生結弦と2人のフィギュア選手がランクインした、2014年の「タレントパワーランキング」。広い世代から支持を得る選手にはどんな特徴があるのか。「アスリートイメージ評価調査」の担当者に解説してもらった。

スポーツ選手(引退した元選手も含む)のナンバー1は、今回調査の総合1位でもある浅田真央。次いで羽生結弦(ゆづる)と、ソチ五輪で注目度を高めたフィギュアスケートの2人が並んだ。この2人が上位にきたのは、調査を実施したのがソチ五輪直後の2月だったというタイミングもあるが、彼らを含めトップ10はいずれもオリンピックなどの国際大会や、野球やサッカーの海外リーグで活躍する“世界で戦う”顔が占めている。

スポーツ選手TOP30(1~10位)。スコアは小数点第2位で四捨五入。順位は小数点第2位以下も含めてつけた。上向きの矢印は2013年に比べて、スポーツランキングで30位以上アップした人

オリンピックで金メダルを獲得した羽生が、今回最もスコアを伸ばしたように、スポーツ選手は成績が興味に直結する。同様にずば抜けた結果を残し、認知度、関心度共に大きく伸ばしたのが、5位の田中将大(まさひろ)だ。楽天イーグルスに所属していた2013年は、シーズン成績24勝0敗。史上初の「無敗の最多勝投手」で、チームを2005年の創設以来、初の日本一に導いた。2014年から7年総額約161億円の大型契約で、ニューヨーク・ヤンキースへと移籍を果たした。

こうした圧倒的な実績と共に「田中選手は評価されるポイントが大きく変わってきた」と言うのは、博報堂DYメディアパートナーズで、「アスリートイメージ評価調査」を担当する大足由紀子氏。同調査はCM起用などの参考とするため、主なスポーツ選手についてどんなイメージがあるか、「情熱的」「爽やか」など、29項目について聞くもの。「マーくん」の愛称を持つ田中の場合、「以前は『親しみやすい』『純粋』といったイメージが高かったが、最近は『パワフルな』『存在感がある』などの回答が増えている」(大足氏、以下同)。

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