現状は恋の部分は意識せず

ジャンルとしては“ロマンティック・コメディ”で、ドラマオリジナルストーリー。“逆マイ・フェア・レディ”と謳(うた)う設定が今の時代ならではで、女性社長が年下の残念男子を教育していく。

(写真:栗原達也)

「台本を読んですごく面白いと思いました。設定が新しいですし、題材が“推しごと”ですからね。自分が夢中になる“推し”がいることで、日常が楽しくなったりするのって、前向きなこと。その推しを育てるというゲームの世界を、フィクションとはいえ、リアリティーのある物語に落とし込んでいて、ワクワクしました。でも、自分が航の立場だったら、絶対イヤですけどね(笑)。僕は頑固なので。

泉美さんとの恋愛については、見どころになるのか……。そりゃあなるか(笑)。いや、今びっくりするぐらい何も意識していないんですよ。というのも、航は愛が枯れている人間で、好きという感情が分からないんですね。本人が自覚できない状態なので、僕自身にも全然生まれてこないというか。

現段階では、泉美さんには純粋に尊敬の目を向けて、必死で頑張っているっていうほうにウエイトを置いて、恋愛の部分はあまり考えてないです。僕は一応最後まで話は聞いていまして、これからの流れを楽しみにしてほしいです」

現在撮影中で、現場は「めちゃくちゃいい雰囲気」だと語る。

「航は残念なことに教養もマナーもないんですが、いざ自分が演じてみたら、台本で読んだ印象以上に『アホだな』という仕上がりになりました(笑)。言葉も常識も知らないし、字もすごく汚いし。

でも憎めないんですよ。本人は本人なりに頑張ってるから。芯の部分は素敵なヤツだし、勉強して必要なものを身につけたら、本当に変わるだろうなって。泉美さんの『私が一人前の男に育てる』っていう気持ちが、僕も少し分かりますね。

比嘉さんはとても信頼できる女優さん。裏表がなくて、お芝居でも一発目からすべてをさらけ出してくださったので、僕も安心してぶつかっていけました。僕と比嘉さんの胸キュンパートは、今のところ意外と少ないんですよ。

もしそれを求めるなら、泉美のビジネスパートナーである副社長役のディーン・フジオカさんにご期待ください(笑)。他のキャストのみなさんも個性が際立っていて、誰もが中心になれる空気感。このいい雰囲気が画面越しにでも伝わればうれしいです」

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