2021/9/1

社会で生きる知識と知恵を育てる

税金について伝えようと思うと、国税と地方税、直接税、間接税といった税のかかり方の違いや、酒税、たばこ税、相続税、贈与税など50近くの種類があることで、何から教えるべきか迷ったり、つい話が難しくなってしまったりと、なかなかうまくいかないかもしれません。

まずは難しい話はやめ、基本的なところだけを伝えるとよいでしょう。

そして、税のことがある程度分かったら、余分な税金を納めなくてもよいよう「節税」も考えられると、より頼もしいですね。

我が家の子どもたち、特に高校生以上の社会に出ることを意識しはじめた子どもたちは、ふるさと納税やiDeCo(個人型確定拠出年金)などへの関心が高いです。長女、次女は就職したその年からふるさと納税をし、納税の義務を果たしながら、特産品をいただいています。また、iDeCoを始め、所得税や住民税の減額も意識しており、源泉徴収票や特別徴収税額の通知書をじっくりと見ています。

もちろん、まだわからないこともあり、兄弟間で相談したり、私に聞きに来たりすることもあります。けれども、納税し、公共サービスを受けながら、社会で賢く生きていくための知識と知恵は持っていると思います。

そういう意味でも、税金を納めるということの意味を子どものうちから知らせておくことは、大切だったと実感しています。

横山光昭(よこやま・みつあき)
家計再生コンサルタント、株式会社マイエフピー代表。お金の使い方そのものを改善する独自の家計再生プログラムで、家計の確実な再生をめざし、これまでの相談件数は2万3000件を突破。著書に『はじめての人のための3000円投資生活』『年収200万円からの貯金生活宣言』など。オンラインサロン「横山光昭のFPコンサル研究所」を主宰。