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睡眠

都市伝説は本当か 眠りの常識のウソを見抜く

2014/8/12

ナショナルジオグラフィック日本版

このところ急速な進歩を遂げた睡眠の科学だが、それだけに誤解も流布している。そこで「ためしてガッテン」や「チョイス@病気になったとき」といったテレビ番組でもおなじみの第一人者、国立精神・神経医療研究センター精神保健研究所精神生理研究部部長の三島和夫氏が、眠りにまつわる都市伝説を一刀両断。睡眠の常識と非常識を科学の視点からひもとき、日々の快眠に役立つ確かな情報を紹介します。
睡眠にまつわる都市伝説を斬る!(イラスト:三島由美子、以下同)

2014年、一般向けの「睡眠本」なるものを初めて上梓(じょうし)した。Webナショジオの「研究室に行ってみた。」シリーズで作家の川端裕人さんに取材していただいた内容をベースにした書籍だが、うれしいことにAmazonのベストセラーランキングではなかなかの人気を博している。

それにしても、Amazonの書籍ジャンルに「病院・医者」「ヨガ」「食・栄養」などのいわゆる鉄板ネタに並んで、「睡眠」があることに感銘を受けた。実際、検索される書籍の数も多い。専門書ですら読む時間に事欠いているため睡眠本を手にする機会はほとんどなかったが、もしかしてブーム到来か……。

百聞は一見にしかずと、都内最大級の書店の健康本コーナーに向かうとものすごい数の睡眠本が並んでいる。見慣れた自著を探すのも大変である。「全然目立たない……、どうしたら選んでもらえるの?」オーディション会場でライバルの多さに圧倒されるうぶな女優の卵、といった心持ちである。

ちなみに快眠グッズの売り上げも軒並み好調とか。さらにはグッズと書籍のコラボ企画まであり、これがまた人気である。ブーム到来どころではない、“睡眠バブル”の末期といった風情。完全に乗り遅れている。

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