出かけるときも、家でくつろぐときにも、Tシャツ1枚で過ごしたくなるこの季節。でも、大人の品は保ちたい。そんな願いをかなえるのが、ニット素材のTシャツや胸にポケットが付いた一着だ。
ニットTの効果的な取り入れ方を着比べる
シンプル&ゆったりなら一枚でも映える
近年定番化しつつあるニットTシャツ選びで失敗しないためには、一枚で着る用とインナー使いする用を分けて考えるといい。一枚使いなら、ゆったりシルエットで旬を演出しつつ、色柄は控えめで上品に。これがちょうどいいバランスだ。
■DESIGNWORKS×VANDORI(デザインワークス×ヴァンドリ)
ハリのある生地使いでユルくてもだらしなさを回避
ペラペラしすぎないハリ感のある生地だが、リネンベースの素材を採用することで涼感も高い一着。ゆったりした身頃に合わせて袖丈も長めに設定し、くつろぎ感を高めている。袖付けがラグランスリーブになっているのもさりげないアクセントとして機能。3万800円(デザインワークス 銀座)
■ESTNATION(エストネーション)
上質&イージーケアなウオッシャブルシルクT
肌触りのよさを楽しめるシルクニットT。美しい光沢も魅力で、シンプルな軽装でもラグジュアリーなたたずまいを演出してくれる。それでいて家庭洗濯が可能なイージーケア性も備えているのがうれしいところだ。2万4200円(エストネーション)
■BARNEYS NEW YORK(バーニーズ ニューヨーク)
発色が美しい極上タッチの1着
シーアイランドコットンを採用し、ハイゲージに編み立てたぜいたくな一枚。実際手に取ると、シルクのような滑らかさに驚くはずだ。爽やかなブルーの発色も夏にぴったり。2万2000円(バーニーズ ニューヨーク カスタマーセンター)
◇ ◇ ◇
インナー使いなら細身が◎ 生地やネックでアクセント
ジャケットなどにインする想定でニットTを選ぶときは中でゴロつかない細身がおすすめ。加えて、色みやデザインにちょっとしたヒネリがあると、装いのアクセントとして重宝する。
■BAFY(バフィ)
優雅なリゾートムード漂うメランジ調のオレンジ
リネンコットンを薄手に編み立てることで、サラリと快適な肌触りを実現。リゾートムードを感じさせるオレンジカラーは濃淡混ざったメランジ調で装いに奥行きをもたらしてくれる。ライトベージュのジャケットやホワイトパンツとは絶好の相性で優雅さが際立つ。2万900円(チンクエクラシコ 神戸)
■CRUCIANI(クルチアーニ)
夏の首元に変化がつくモックネックニットT
首元が高いモックネックのデザインは、さっぱりしがちな夏のVゾーンに変化をつけられる便利なアイテム。こちらはペルヴィアンピマコットンを薄手に編み立てた生地のため、暑苦しさを感じる心配もない。4万2900円(ストラスブルゴ)
■IL BORGO(イル ボルゴ)
素材&デザインでも差をつける最高級ニットT
最高級カシミヤニットで知られるイタリアの名門ブランド。夏向けのコットンニットTも、空気をまとうように柔らかい着心地だ。こちらはピケ編み&ヘンリーネックというありそうでないデザインも特徴。6万9300円(ストラスブルゴ)