SKY-HI 個々の特性考え「BE:FIRST」は7人グループに連載 SKY-HI「Be myself, for ourselves」(14)

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8月13日、オーディション「THE FIRST」発のデビューグループ「BE:FIRST」のメンバーが発表された。その人数は、当初SKY-HIが明かしていた5人ではなく、7人だった。「やっぱり5人じゃないのか」「そうなって当然」と感じた視聴者も少なくなかっただろう。[「BE:FIRST」や「THE FIRST」についてはこちら

将来性にあふれ誰がデビューしてもおかしくないメンバーしか残っていない状況のなか、この連載の取材でも「本当に5人なのか」「2グループがデビューしてもいいのでは?」と何度も尋ねてきた。いつも明確な答えはなかったが、合宿最終課題の「VSプロアーティスト審査」が放送される頃のインタビューで、SKY-HIは「5人って言っておかないと彼らの緊張感がなくなるんで」と初めてぽろりと明かした。しかし7人組でいく構想は、すでに合宿以前の3次審査の頃から固まっていたという。

SKY-HI(日高光啓)は新しいボーイズグループ結成のためにオーディション「THE FIRST」を開催した(写真:上野裕二)

「3人組で輝く人が5人組で輝くとも限らないし、5人組で輝く人が7人組で輝くとも限らない。何人組にするかは、メンバーの特性次第だと思っていました。ただ、『7人組になるかもな』と感じ始めたのは、3次審査の頃。理由はシンプルで、集団のパフォーマンスに適性の高い方が多いように感じたからです。多い、というだけで全員がそれに当てはまるわけではなかったし、まだ確信もなかったですが、端的に言えばダンスに長けた方が目立ちました。

ダンスのコレオグラフィ(振り付け)の複雑性は、踊る人数が多くなればなるほど上げていけます。一方で、人数が増えれば、歌唱で特異性を出すのは難しくなるんです。誰が歌っているのか認識しづらくなり、レコーディングのミックスなどでも、誰かのボーカルを圧倒的に際立たせるようなことはできにくい。ダンスパフォーマンスの複雑性とパフォーマンスとしての強度、個々のボーカルの特異性、それらのバランスをとってフィットしたのが7人という人数でした。

もちろん、今回BE:FIRSTに入っていない参加者も含めての5人組でも勝算はあるんです。個の際立ちを重視して、ダンスパフォーマンスに振らないグループということですね。

5人組ってだいたい、ダンスパフォーマンスよりも、個の際立ちが魅力のグループが多いのではないかと思います。日本だとSMAPしかり嵐しかり。韓国ではBIGBANGもそう。単純にエンタテインメント・オタクとして様々なグループを見ている中で感じてきたことですが。実はHuluでの初回の撮影の時に『5人から7人』って話してるんですけどね。使われてませんでした(笑)」

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“独断と偏見”の裏で行われた全スタッフとの意思疎通
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