フランスでも人気のボブンは具だくさんの米麺

ベトナム発祥、フランスで進化した米麺「ボブン」

今年6月にJR神田駅西口から徒歩4分の場所にオープンしたのが、フランス生まれのベトナム米麺「ボブン」を提供するヘルシーアジアンヌードル「感動ボブン」だ。「ボブン」は元をたどれば、ベトナムで「ブンボー」の名で親しまれている米麺。それがフランスに渡って進化し、現地にはボブン店が急増。今ではパリジャンに大人気の汁なし混ぜ麺となっている。

その魅力の1つは、ミントやパクチーをはじめとしたフレッシュ野菜を麺にたっぷりとのせているというヘルシーな点。同店の看板メニュー「感動ボブン」(990円)にもミント、パクチー、キュウリ、ニンジン、ダイコン、レタスがたっぷりのせてあるので、サラダ感覚で楽しめる。ほかに「ネム」と呼ばれるベトナム揚げ春巻きや、甘辛く味付けした牛肉もトッピング。さらに同店では、もちもちとした食感が楽しめる平打ち米麺を独自に使用しているのが特徴だ。

「感動ボブン」の米麺は幅8ミリメートルほどの太麺で食べ応えがある

幅広の米麺にはスイートチリソース・ナンプラー・レモン汁などで作ったソースがかけてある。かき混ぜて味わってみると、まず温かい米麺のやさしい香りがアジアの屋台を連想させる。太麺のかみ応えはクセになり、甘酸っぱいソースのうま味と辛味に、ミントやパクチーのさわやかな風味がよく合い、止まらなくなるおいしさだ。ほどよい辛さだが、卓上のシラチャーソースでさらに辛味をプラスしたり、フライドガーリックを加えて香ばしく“味変”したりして楽しむのもおすすめ。トッピングのネムは驚くほどサクサクとした食感で、これもおいしい。

同店を展開するダイナック(東京・港)販売推進部の江崎有紀子さんは、「すぐ近くにサラリーマンをターゲットにした『酒場ダルマ』という店も展開しているので、『感動ボブン』は20代~30代の女性をメインターゲットとしました。神田はガード下や西口商店街などに居酒屋やラーメン店が多く、“サラリーマンの街”というイメージを抱かれるかもしれませんが、神田高架下には『マーチエキュート万世橋』もあり、昨今では若者にも注目されるような店が増えてきています」と説明する。

右手前が「鶏肉のフォー 平打ち麺」、右奥が「チャーシュー煮玉子ボブン」

肉好きにお薦めしたいのは「チャーシュー煮玉子ボブン」(1290円)。同じ幅広の太麺の上に、とろりと軟らかいチャーシューが5切れものってボリューム満点だ。さらにフォー好きにもお薦めなのが、「鶏肉のフォー 平打ち麺」(990円)。こちらにも幅広の太麺を使い、鶏肉やモヤシをたっぷりのせてある。和風にアレンジしたオリジナルのめんたいこボブンなどもラインアップ。若者や麺好きなサラリーマンなどに好評だ。

メニューはすべてテークアウトや宅配デリバリーにも対応している。また店内では完全キャッシュレス決済で、非接触での会計が可能。店内はベトナムの屋台風で異国情緒を満喫できるのも一興だ。

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