2021/8/24

必ず自分で調べ、予算内で買えるものを

気になる会社があったら、「日経会社情報DIGITAL」などネットの株式関連サイトで検索して、どんな会社なのか調べてみましょう。ネットや雑誌などの「おすすめ銘柄」なども、それをうのみにせず、必ず自分で調べることが大切です。

銘柄選びで最も重視すべきなのは「何をしている会社か」ということ。そして、そのビジネスが世の中の役に立つもので、将来性があるかどうかです。さらに、売り上げや利益が年々伸びていて、配当を出していればOK。赤字の会社や配当が出ていない会社は避けるのが無難です。

よさそうな銘柄がいくつか見つかったら、それぞれの株価の水準をチェックします。いい銘柄でも、株価が自分の予算をオーバーしていたら、候補からはずします。予算以上の資金を株に投じることは「リスクの取りすぎ」になるからです。

株式投資や銘柄に関する情報はネット上にたくさんありますが、紙の媒体も活用するとよいでしょう。「会社四季報」は年4回発行されていて、すべての上場会社の情報がコンパクトにまとめられています。これを見ると、世の中には知らない会社がたくさんあることを実感するはず。パラパラとめくりながら、こんな会社もある、あんな会社もある、と銘柄を探してみてください。資産づくりのための株式投資では、銘柄選びを楽しんでほしいと思います。

銘柄選びをプロに任せるなら投資信託

株式投資を資産づくりに取り入れたいけれど、銘柄選びに時間をかけたくない。そんな人は、株に投資するアクティブ型の投資信託(ファンド)を買うことで、銘柄選びをプロに任せることができます。その場合は、つみたてNISAの対象になっているファンドがよいでしょう。コストが低くて長期投資に適する基準を満たしているからです。対象ファンドは、金融庁の「つみたてNISA」のサイトにある「つみたてNISAの対象商品」で確認できます。アクティブ型のファンドはそれぞれの運用方針に沿って銘柄を選択しています。どのような運用方針なのかはファンドを運用している会社のサイトなどで確認できるので、よく読んで、運用方針に納得できるものを選ぶのがよいでしょう。

馬養 雅子(まがい・まさこ)
オフィス・カノン代表。ファイナンシャルプランナー(CFP)、1級ファイナンシャル・プランニング技能士。千葉大卒。法律雑誌編集部勤務、フリー編集者を経て、ファイナンシャルプランナーとして記事執筆、講演などを手掛けてきた。著書に「だれでもカンタンにできる資産運用のはじめ方」(ナツメ社)など。http://www.m-magai.net