検索朝刊・夕刊LIVEMyニュース日経会社情報人事ウオッチ
NIKKEI Prime

朝夕刊や電子版ではお伝えしきれない情報をお届けします。今後も様々な切り口でサービスを開始予定です。

検索朝刊・夕刊LIVEMyニュース日経会社情報人事ウオッチ
NIKKEI Prime

朝夕刊や電子版ではお伝えしきれない情報をお届けします。今後も様々な切り口でサービスを開始予定です。

検索朝刊・夕刊LIVEMyニュース日経会社情報人事ウオッチ
NIKKEI Prime

朝夕刊や電子版ではお伝えしきれない情報をお届けします。今後も様々な切り口でサービスを開始予定です。

NIKKEI Primeについて

朝夕刊や電子版ではお伝えしきれない情報をお届けします。今後も様々な切り口でサービスを開始予定です。

/

資産づくりに株を買う リスク抑え、銘柄選び楽しんで

詳しくはこちら

NIKKEI STYLE

株式投資を資産づくりに取り入れるのであれば、短期の売買を繰り返したり、値上がりしそうな株(銘柄)にお金をつぎ込んだりする「投機」はNG。将来性のある会社を選んでその株を買い、配当や優待を受け取りながら値上がりするのをじっくり待つのがおすすめです。株式投資に回す金額を決めることも大切。それによって「リスクの取りすぎ」を防ぐことができます。

株はいくらで買える?

そもそも株っていくらくらいで買えるのでしょうか。

個人が売買できるのは証券取引所に登録(「上場」といいます)している会社の株で、その数は現在3700あまり。それぞれの価格(株価)は日々変動していて、ネットや新聞でチェックできます。ただし、上場株の売買は基本的に100株単位で行います。ですから、株価が2000円の株を買うには20万円必要ということになります(証券会社へ支払う手数料が別途かかります)。

株価は銘柄によってものすごく幅があり、安いものだと100円未満、高いものだと数万円になります。100株単位だと1万円未満から数百万円ということですね。

前回お話ししたとおり、株式投資は貯蓄や投資信託の積み立てをしたうえで行うべきもの。そのうえで、株式投資に回せる金額がいくらくらいかを考えます。予算を決めれば、それによって買える銘柄数はかなり絞られます。予算の範囲内であれば、2つあるいは3つの銘柄を組み合わせてもかまいません。

「いつ買う」より「何を買う」が大切

株を買うとき、考えるべきことは2つしかありません。「いつ買うか」と「何を買うか」です。

株は、安いときに買って高いときに売ることによって利益が得られるわけですから、「いつ買ったらよいか」といえば「最も安いとき」であり、「いつ売ったよいか」といえば「最も高いとき」ですよね。でも、「最も安い」とか「最も高い」というのは、あとになってからでないとわかりません。だからそのタイミングを当てるのはほぼムリ。それでもできるだけ安いところで買おうとするなら、ずっと株価を見ている必要があります。

株の売買を職業にしている人なら別ですが、それが本業でない人は株価を追い続けることなんてできません。

なので、資産づくりのために株式投資をするなら、「いつ買うか」より「何を買うか」を考えましょう。

個々の会社の株価は、その会社の価値や将来性を反映したものです。将来的に価値が上がっていく会社は株価も上がっていくと考えられます。では価値とか将来性とはなんでしょうか。難しく考える必要はありません。

たとえば、その会社の作っている製品が世の中の役に立っているか、その製品がないと困るか、というようなことに着目すればよいのです。この先の日本の課題、例えば、環境問題、高齢化、少子化、格差の拡大などに対して、その解決策となる技術や商品などをもっている会社、ということでもよいでしょう。

もちろん、世の中には知らない会社のほうが圧倒的に多いので、ネットの株式関連のサイトや、「日経マネー」などの雑誌のほか、毎日のニュースなども参考になるし、(今は新型コロナウイルス禍で難しいですが)買い物、外食、通勤、旅行など、日常生活に銘柄選びという視点を取り入れれば、いろいろな発見につながるはずです。

必ず自分で調べ、予算内で買えるものを

気になる会社があったら、「日経会社情報DIGITAL」などネットの株式関連サイトで検索して、どんな会社なのか調べてみましょう。ネットや雑誌などの「おすすめ銘柄」なども、それをうのみにせず、必ず自分で調べることが大切です。

銘柄選びで最も重視すべきなのは「何をしている会社か」ということ。そして、そのビジネスが世の中の役に立つもので、将来性があるかどうかです。さらに、売り上げや利益が年々伸びていて、配当を出していればOK。赤字の会社や配当が出ていない会社は避けるのが無難です。

よさそうな銘柄がいくつか見つかったら、それぞれの株価の水準をチェックします。いい銘柄でも、株価が自分の予算をオーバーしていたら、候補からはずします。予算以上の資金を株に投じることは「リスクの取りすぎ」になるからです。

株式投資や銘柄に関する情報はネット上にたくさんありますが、紙の媒体も活用するとよいでしょう。「会社四季報」は年4回発行されていて、すべての上場会社の情報がコンパクトにまとめられています。これを見ると、世の中には知らない会社がたくさんあることを実感するはず。パラパラとめくりながら、こんな会社もある、あんな会社もある、と銘柄を探してみてください。資産づくりのための株式投資では、銘柄選びを楽しんでほしいと思います。

銘柄選びをプロに任せるなら投資信託

株式投資を資産づくりに取り入れたいけれど、銘柄選びに時間をかけたくない。そんな人は、株に投資するアクティブ型の投資信託(ファンド)を買うことで、銘柄選びをプロに任せることができます。その場合は、つみたてNISAの対象になっているファンドがよいでしょう。コストが低くて長期投資に適する基準を満たしているからです。対象ファンドは、金融庁の「つみたてNISA」のサイトにある「つみたてNISAの対象商品」で確認できます。アクティブ型のファンドはそれぞれの運用方針に沿って銘柄を選択しています。どのような運用方針なのかはファンドを運用している会社のサイトなどで確認できるので、よく読んで、運用方針に納得できるものを選ぶのがよいでしょう。

馬養 雅子(まがい・まさこ)
オフィス・カノン代表。ファイナンシャルプランナー(CFP)、1級ファイナンシャル・プランニング技能士。千葉大卒。法律雑誌編集部勤務、フリー編集者を経て、ファイナンシャルプランナーとして記事執筆、講演などを手掛けてきた。著書に「だれでもカンタンにできる資産運用のはじめ方」(ナツメ社)など。http://www.m-magai.net

春割ですべての記事が読み放題
有料会員が2カ月無料

有料会員限定
キーワード登録であなたの
重要なニュースを
ハイライト
登録したキーワードに該当する記事が紙面ビューアー上で赤い線に囲まれて表示されている画面例
日経電子版 紙面ビューアー
詳しくはこちら

ワークスタイルや暮らし・家計管理に役立つノウハウなどをまとめています。
※ NIKKEI STYLE は2023年にリニューアルしました。これまでに公開したコンテンツのほとんどは日経電子版などで引き続きご覧いただけます。

セレクション

トレンドウオッチ

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

フォローする
有料会員の方のみご利用になれます。気になる連載・コラム・キーワードをフォローすると、「Myニュース」でまとめよみができます。
春割で無料体験するログイン
記事を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した記事はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
春割で無料体験するログイン
Think! の投稿を読む
記事と併せて、エキスパート(専門家)のひとこと解説や分析を読むことができます。会員の方のみご利用になれます。
春割で無料体験するログイン
図表を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した図表はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
春割で無料体験するログイン

権限不足のため、フォローできません

ニュースレターを登録すると続きが読めます(無料)

ご登録いただいたメールアドレス宛てにニュースレターの配信と日経電子版のキャンペーン情報などをお送りします(登録後の配信解除も可能です)。これらメール配信の目的に限りメールアドレスを利用します。日経IDなどその他のサービスに自動で登録されることはありません。

ご登録ありがとうございました。

入力いただいたメールアドレスにメールを送付しました。メールのリンクをクリックすると記事全文をお読みいただけます。

登録できませんでした。

エラーが発生し、登録できませんでした。

登録できませんでした。

ニュースレターの登録に失敗しました。ご覧頂いている記事は、対象外になっています。

登録済みです。

入力いただきましたメールアドレスは既に登録済みとなっております。ニュースレターの配信をお待ち下さい。

_

_

_