テレワークの有力ツールに

専用アプリに加え、Edge(エッジ)などのブラウザーで利用できる(図3)。組織による集中管理が容易で、ユーザー単位の定額料金で使える点なども魅力だ。

図3 リモートデスクトップアプリのほか、EdgeやChromeなどのブラウザーを使ってアクセスすることも可能。サービスにサインインして仮想マシンを起動すると、ブラウザーの画面内にウィンドウズ環境が現れる。通常のパソコンのように全画面表示にして操作することも可能だ。OfficeやTeamsなどのビジネスアプリも含まれている

コロナ禍を機に、テレワークの動きが広がっているが、企業のシステムを社員の自宅など「外側」から安全に利用するためには、各種の対策が必要になる。その課題に応えるのがウィンドウズ365の狙いだ。

同サービスでは、社内システムに接続して業務データを扱える対象を、仮想マシンとマイクロソフトの情報基盤に限定できる。

企業にとってはシステム管理や情報の保護がしやすく、従業員は職場のパソコンを持ち帰ったり、特殊な通信環境を整えたりすることなく、どこからでも安全に“職場の環境”が使える。仮に社員がパソコンを紛失しても、データをクラウド上に置いておけば漏洩の心配がない。そんなテレワークの有力ツールとして、注目度は高い。

(ライター 斎藤幾郎)

[日経PC21 2021年10月号掲載記事を再構成]

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