「人生100年時代」が叫ばれて久しい中、「長く働くことになるのだから、楽しさや充実感を感じながら、持続可能な形で働きたい」という実感が強まっているのではないでしょうか。長いキャリアの中で、転職は特別な経験ではなく、もはや前提です。「次の転職のために、どんなスキルを身に付けられるか」を常に意識する人も増えていると感じます。

人生100年時代は「持続可能な形で働きたいという実感が強まっている」という

――個人で自己研さんし続けなければならない厳しい時代になっているともいえます。

「自らの手でキャリアを築いていかなければ、誰も助けてくれない」という焦りは確かに強まっているかもしれません。しかし、もうこの流れが止まることはないでしょう。

日本の大手企業は世界と比較しても中途採用比率が非常に低いことで知られます。この背景には、新卒一括採用で人材を内部に抱え込んで育成する雇用慣行がありました。ただ、人材の流動性の低さは組織のダイバーシティー(多様性)を損ない、経済全体の潜在成長率にもマイナスの影響を与えることが既に指摘されています。「転職が前提」の世界が一般化する中で、自身の市場価値を上げていくことができれば、年収アップという結果も付いてくるはずです。

岩崎由夏(いわさき・ゆか)
大阪大学理学部卒業後、2012年に新卒でディー・エヌ・エー(DeNA)入社。新卒・中途の採用業務に携わる。16年に子会社のペロリに出向し、経営企画を担当。17年12月にYOUTRUSTを設立し、代表に就任。18年4月にスタートしたキャリアSNS、ユートラストのユーザー数は21年4月時点で累計5万人を超えた。

(ライター 加藤藍子)

(下)年収右肩上がりの転職へ 人とのつながり、重み増す

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