スペルチェックは忘れずに

■英文Eメールのルールとマナー

最後はルールとマナーについてです。

*スペルチェック
最後に校閲をかけたりスペルチェッカーをかけたりして、スペルミスをなくしましょう。急いでいると自動変換で変な単語が入っている場合があります。また、英語の名前のスペルミスは失礼なので注意しなければいけません。

*短縮形
会話では I am→I’m、I have →I’ve、I will →I’ll ということが普通ですよね。英文の手紙や正式な文書では省略しない方がよいとされていますが、Eメールの場合は省略しても大丈夫です。例文も省略形を使用しました。ただし、短縮形で書くならば短縮形で統一しましょう。

*大文字・小文字
メールの場合は半角英数字で書きます。文頭、固有名詞は大文字で書きますので使い分けをしましょう。全てを全角あるいは半角で書かないので、これも注意してください。

*トーン・文体
トーンはフォーマル、インフォーマルのことです。最初はフォーマルで、慣れてきて親しくなったらインフォーマルに移行します。状況や相手によって使い分けなくてはいけません。最初からお客様に対して Hey John, とは言わないですし、逆に友人に Dear Mr. Miller, も言いません。前述したように英語の場合ばか丁寧さが相手をがっかりさせることがありますので、そこはトーンの使い分けが大事になってきます。

英文EメールのABC、基礎の基礎はいかがでしたか? 今回ご紹介した点さえおさえていただければ英語のメールの基本はバッチリです。

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それでは最後に、いつものように前回「英語チャットでコミュ力UP」下編の復習クイズです。英語の使える便利チャットフレーズを思い出してくださいね。

Q1:手が離せなくて。
Q2:オンラインで打ち合わせしたいのですが。
Q3:(省略語で)至急

いかがですか? それでは答えです。

A1:I’m in the middle of something.
A2:I’d like to have a meeting online.
A3:ASAP (= as soon as possible)

次回もお楽しみに!!

■読者さんからの質問コーナー
Q:普段から英語で文章を考えて書いたり話したりしていますが、他人が書いたり話したりしたことをうまく英語に訳せないことがあります。プロの翻訳家や通訳の人は、どのようにして英訳しているのでしょうか?


A:ご質問ありがとうございます。普段英語で書いたり話したりして素晴らしいですね!
どんな時に具体的にうまく訳せないのかがわからないですが、今回の記事で書いたように翻訳は翻訳者というフィルターを通して違う言語に変換された同じニュアンスの言葉です。単に直訳をして、一語一語を置き換えればよいのではありません。
そういった意味で、他人が書いた「ある一文」を訳すのは翻訳者でも難しいです。なぜなら日本語には主語がない場合が多くて、そのある人が何を主語として書いているのかわからない場合があるからです。日本語に隠れた主語を見定めなければなりません。
これは一例ですが、もしかしたら作者の意図が読めずに翻訳するのが難しいのではないでしょうか。仕事の場合、日本語に曖昧な部分があれば私は必ず確認することにしています。一度「この日本語はどんな意味かな?」と日本語→日本語変換をして、違う言い方をしてそれを訳してみるという方法もいいですよ。
Good luck! 応援してます。

神林サリー Sally’s English Lesson主催、英会話英語学習本作家。大学の専門は英米文学。アメリカ留学後は、ファッションモデルをしながら通訳・翻訳学校でプロの英語を習得。バックパッカー、オーストラリアでの就労経験、大手英会話学校の講師、外資系企業勤務の経験を生かしてレッスンを提供。著書に「朝から晩までイケメン英会話フレーズ」など多数。