赤楚衛二 『彼女はキレイだった』樋口役は全部新しい赤楚衛二インタビュー(上)

日経エンタテインメント!

主演連続ドラマ『30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい』(通称『チェリまほ』)以降、赤楚衛二への注目度が日に日に増している。『チェリまほ』の放送が始まった、昨年10月時点でのインスタグラムフォロワー数は約20万人。最終回を迎えた12月には倍の40万人に達し、現在は50万人を超えるまでに。今年に入ってから、『チェリまほ』はドラマ界で改めて高く評価され、ギャラクシー賞の「マイベストTV賞」グランプリなど、数多くの賞を受賞。そのたびに、SNSが盛り上がった。

1994年3月1日生まれ、愛知県出身。15年に俳優デビュー。映画『思い、思われ、ふり、ふられ』(20年)で主演。20年10月期『30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい』で連ドラ単独初主演。出演映画『妖怪大戦争 ガーディアンズ』が公開中(写真:橋本勝美)

今年は、『コールドケース3~真実の扉~』『ウチの娘は、彼氏が出来ない!!』『監察医 朝顔』へのゲスト出演や、単発ドラマ『ハクタカ 白鷹雨音の捜査ファイル』に出演し、短期間に様々な役を経験。そして7月6日スタートの『彼女はキレイだった』(カンテレ・フジテレビ系)では半年ぶりに、連ドラにレギュラー出演している。[日経エンタテインメント! 2021年8月号の記事を再構成]

気弱で太っていた少年・宗介(中島健人)はルックスも完璧なエリートに、美少女で人気者だった少女・愛(小芝風花)は無職の残念女子に。初恋の相手同士だった2人が、真逆の成長を遂げて再会するところから物語が展開するラブストーリー。求職中の愛が、偶然3カ月間ファッション誌「ザ・モスト」のアシスタントとして雇われることになり、同時に、アメリカの本社からミッションを背負い、宗介が副編集長として赴任してくる。

赤楚が演じる編集部員の樋口拓也は、ムードメーカーで明るく、誰からも慕われるキャラクター。合理主義で孤立しがちな宗介ともうまく付き合い、愛の良き相談相手になると共に、彼女に興味を持つようになる。主演2人との共演は、中島健人とは初めて、小芝風花とは3回目(18年のドラマバラエティ『~両親ラブストーリー~オヤコイ』、20年の連ドラ『美食探偵 明智五郎』)だ。

「まだクランクインして数日ですが、いい雰囲気で撮影ができています。樋口はちょっと変わり者というか、見る観点が独特なところがあって、日常であっても面白みを探しながら生きてるような人。周りの人たちそれぞれに目線を合わせて、寄り添ってあげられるような優しいヤツで。宗介の恋のライバルですが、バチバチする感じではないんです。

いかにジャクソン(樋口が愛に付けたあだ名)を愛せるかが大事かなと。もう1つ、この『ザ・モスト』編集部というチーム自体を心から好きになることが、樋口という役ではキーになっていくので、撮影時に感じたことはもちろん、撮影以外のところでもその気持ちを蓄積していきたいと思っています」

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