2大名作ポロ ジョン スメドレーとラコステ徹底比較ポロシャツの基本(上)

2021/8/21
MEN'S EX

ポロシャツスタイルを洒脱(しゃだつ)に見せる秘訣は何か?それは奇をてらわず、微差にこだわることだ。そこで今回は、派手な色ものや過剰なルーズフィットを除外し、「2大名作」と呼ばれるジョン スメドレーの「ISIS」とラコステの「L.12.12」に絞って見ていこう。きちんと見えるベーシックを比べると、一見わかりにくい違いも見えてくるはず。その違いを生かすコーディネートも紹介する。




顔回りのディテールが印象の違いを生むポロシャツの2大名作

“ニットポロ”と“鹿の子ポロ”の象徴として知られる「ISIS」と「L.12.12」だが、両者最大の違いは素材ではなく“襟”にある。これを理解すれば、定番への理解がより深まるはずだ。

最大の違いは…襟型にあり!

Master Pieces of Polo shirts(1)

John Smedley(ジョン スメドレー)“ISIS”

“大人”の象徴、イングリッシュカラー

ジョン スメドレーの代表作「ISIS(アイシス)」。その特徴は、襟羽根が大きく開きが狭い“イングリッシュカラー”だ。1970年代においてはセレクトショップより百貨店や高級紳士服店を中心に展開されて、“大人”の象徴だったという。そんなルーツをもつアイテムだけに、やはりドレスマインドで着こなすのが正統といえよう。2万8600円(リーミルズ エージェンシー)

Master Pieces of Polo shirts(2)

Lacoste(ラコステ)“L.12.12”(ラコステ“L.12.12”)

全世代を魅了したフレンチカラー

ジョンスメのイングリッシュカラーに対して、“フレンチカラー”と称される「L.12.12」のリブ襟。改めて比較してみると、こちらのほうがかなり小ぶりで、大きく開いた襟をしているのがわかる。アメカジやフレンチアイビーなど若者文化とも密接に関連し、カジュアルシーンにも貢献してきたのがL.12.12ならではの特徴だ。1万4300円(ラコステお客様センター)

column 襟型の好みで分かれる、クラシック派とトラッド派
襟羽根が大きいイングリッシュカラーは、どこかレギュラーカラーシャツを彷彿(ほうふつ)とさせクラシックな印象を感じさせる。ゆえに、ドレッシーなスーツスタイルを好む方に特に人気だ。一方、小襟で大きく開いたフレンチカラーはスポーティーで、かつてのハリウッド俳優など、トラッドな着こなしを好む男性のカジュアルスタイルに古くから取り入れられてきた。
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