ワケあり品がお安く!でもお味は高級品そのもの

ほかの店舗にないお得な商品に出会えるのは工場直売店ならでは

工場直売店の開業は08年。それまでは今の場所から近いところに小規模の工場を構えていたが、店舗を拡大し、商品数が増えたことで現在の場所に移転した。近隣の住人から「千疋屋の商品を購入したい」と頼まれ予約購入のみで対応していたが、要望が増えたため、店舗として正式にオープンした経緯がある。商品は1個から購入可能。地元の人に愛される人気店となっている。

商品のラインアップは京橋千疋屋のほかの店舗とまったく一緒だが、工場直売店では消費税分が内税になってその分お安い。さらに不定期で、消費期限が近づいたり形が少し崩れたりしたものを「サービス品」として2割減~半額で出す。出合えたらラッキーだ。

「京橋千疋屋でお値下げ品を販売するのはこの直売店だけです。『今日はサービス品、ありますか?』と探しに来られる常連様もいらっしゃいます。パウンドケーキやジュースなど生菓子以外の商品数も充実していて、ジャムの品ぞろえは京橋千疋屋全店で一番かもしれません。清澄白河の街は最近パン屋さんが急増しているのですが、ほかでパンを購入し、うちでジャムを買って楽しむ方も多いです」(専務・製造部長の堀江健介さん)

本格的なホールケーキを破格で販売、年中無休の「藤堂プランニング」

2店目は「藤堂プランニング」だ。清澄白河駅を降りて住宅街を歩き始めると、突如現れる。一軒家を改装、駐車スペースにケーキのメニューが貼られた手作り感あふれる店だが、扱うのは本格的なホールケーキ約20種。ヨーロッパで研さんを積み、銀座・三笠会館の製菓長を務めたチーフパティシエの藤堂栄男さん率いるチームがケーキを作り、直接販売している。

年中無休で朝10時から夜7時までの営業だ。名物の「チーズスフレ」を筆頭に、チョコレートケーキやアップルパイなどの定番ケーキ、そして季節のフルーツを使ったタルトやモンブランを大型のホールで購入できる。客は外の看板でケーキを選び、入り口(普通の家の掃き出し窓)から口頭で注文。工房の職人が簡単に箱詰めして渡してくれる。

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ホテル仕様のスイーツはホールだからこそ安い
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