「ピン留め」でアプリを即起動
タスクバーの空きスペースには、よく使うアプリのアイコンを置いて、ワンクリックで起動できるようにしておくと便利だ。これを、タスクバーへの「ピン留め」と呼ぶ(図8)。
同じ操作で「ピン留めを外す」を選べば、アイコンの配置を解除できる。なお、タスクバーのアイコンはドラッグして並べ替えることも可能だ。
図8 「スタートメニュー」のアプリ一覧のアプリのアイコンや(1)~(3)、タスクバーで実行中のアプリのアイコンを右クリックし(4)(5)、表示されたメニューから「ピン留め」を行うと、アイコンが追加される(6)ショートカットを作ってピン留め
よく開くフォルダーも同じようにタスクバーにピン留めできれば便利だが、フォルダーを右クリックしても「スタートメニューにピン留めする」という項目があるだけで(図9)、タスクバーにピン留めできない。
図9 フォルダーを右クリックして表示されるメニューで「スタートメニューにピン留めする」を選ぶと(1)、タイルとして追加される(2)。「コピー」(3)は図10の実行前に選ぶしかし、「指定したフォルダーをエクスプローラーで開く」という命令(コマンド)を実行する「ショートカット」のアイコンを作成すれば、そのアイコンをタスクバーにピン留めして、よく使うフォルダーを開くのに使うことができる(図10~図13)。
図10 タスクバーに置きたいフォルダーのパスをコピーしてから(図9の(3))、アイコンを選んでいない状態で背景部分を右クリックし(1)、メニューの「新規作成」(2)→「ショートカット」(3)を選ぶ
図11 「ショートカットの作成」画面の入力欄にコマンド(命令文)を文字入力する(1)。フォルダーのパスを貼り付けると、前後には自動で「"」記号が付く。入力ができたら「次へ」をクリックする(2)
図12 続けて表示される画面では、ショートカットの名前を入力欄に文字入力する(1)。自分でわかれば何でもよい。入力ができたら「完了」をクリックすると(2)、画面が閉じてショートカットアイコンができる
図13 作成したショートカットアイコンを右クリックし(1)、「タスクバーにピン留めする」を選ぶ(2)。これで、ショートカットで指定してあるフォルダーを開くアイコンがタスクバーに追加される(3)