コロナワクチンの接種会場。医師が「では、いきまーす」の声に少々緊張。(画像はイメージ=PIXTA)

予約を済ませると、先方から厚生労働省が発行している書類が送られてきた。十分ほどで記入し終わる内容だ。当日は運転免許証など身分証明書が必要。もし届いていたら接種券も。まだの場合は後日送付すれば良い。

接種日まで十日ほどあっただろうか。少しでも体調を整えて臨みたかったので、睡眠不足や疲労をためないよう気をつけて過ごし、その日を迎えた。血圧も正常!

接種会場の運営は、企業らしく整然と行われていた。問診する医師と実際に接種する医師がそれぞれ三人おり、すぐ側の、接種後に待機する席にも医師が常駐している。人数の割に静かなのは、感染対策の為にみんな会話を控えているからだった。

接種の時、医師が「では、いきまーす」と言ったので身構えたが、実際には普通の注射と変わらなかった。十五分ほど待機して、体調に異変も無かったので会場を後にした。

翌日は少し腫れを感じた。二日目の方が痛みが強く、寝返りを打つたびに気になって目が覚めた。怠さや発熱などの症状は無かった。

三日目にはすっかり腫れはひき、もう大丈夫かと思いきや、更に一週間たってから、接種箇所が急に熱を帯びて卵大に赤くなり、かゆみが出てきた。でも掻(か)くと痛いのでさすって治めるという感じだった。これがモデルナアームと言われているものだろう。

そう言えば、接種会場で問診担当の医師が興味深い話をしていたな。接種後一週間あたりから免疫が上がってくるのがわかっているのだが、その直前くらいに、免疫が爆発に備えて、あたかも力を蓄えているように見える期間があるらしいのだ。だから接種後の特に一週間目くらいまでは、寝不足や過労などに気をつけて、感染対策も怠らない方がよいと。

赤さやかゆみは免疫力の上昇に関係しているのだろうか?

今思うと、ちょうどそのくらいの時に、眠くて眠くて昼も起きていられない日が二日ほど続いた。あの眠気は体が休もうとしていたのだろうか?

夫や友人に聞いてもそのようなことは無かったというし、これは私の個人的な体験でしかない。

赤みとかゆみは一日半ほどで治った。

二回目の接種は五週間後だ。

高木美保(たかぎ・みほ)
1962年生まれ、東京都出身。84年、映画「Wの悲劇」でデビュー後、ドラマ「華の嵐」の主役をはじめ、NHK大河ドラマ等に出演。またバラエティー番組にも挑戦し、人気を集める。98年11月、自然と共にある生活を求めて、栃木県那須高原に住まいを移し、農業にも取り組む。現在は芸能活動に加え、講演や執筆業など幅広い活動を展開。著書多数。
「健康」「お金」「働く」をキーワードに、人生100年時代を生きるヒントとなる情報を提供する「ウェルエイジング」を始めました。
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