夏の定番 白T、素材・シルエット・小物で差をつけるLampa店主 遠山勇さん

Lampa店主の遠山勇さん
Lampa店主の遠山勇さん

夏の装いの定番といっていい白Tシャツ。清涼感があり、トレンドや年齢を問わず着やすいアイテムだが、人とかぶりやすく、コーディネートが物足りなく見えやすいといった心配もある。こなれた白Tシャツの着こなしに欠かせない要素とは何か。東京のJR高円寺駅近くにあるセレクトショップ「Lampa(ランパ)」(杉並区)の店主、遠山勇さんにアイテム選びやコーディネートのコツを聞いた。




インナーからコーデの主役まで 通年で付き合える

――白Tシャツの魅力はどこにありますか。

「爽やかで、どのアイテムと合わせても重たく見えない点ですね。あとはそのベーシックさゆえの汎用性の高さも魅力です。冬はインナー用、夏は1枚で着る用と、1年に2度買いに来られる方もいます」

――Lampaでは10種類以上の白Tシャツを展開しています。どこで差をつけているのですか?

「シルエットや素材感はどれも異なりますね。ただ、一目でそれとわかるような個性があるブランドばかりを仕入れているので、意識的ではなく、自然にすみ分けができているのだと思います」

――白Tシャツと一口に言っても、1枚1000円以下のものから、1万円を超えるものまであります。その差はどこにあるのでしょう?

「ブランドの哲学が反映されている点です。当店で取り扱っている白Tシャツも、着丈や身幅、袖丈、素材使いなど、全てに『うちのブランドとしてはこう見せたい』という意図が込められています。大量生産の安価な商品の場合、そこまでの手間はかけられません」

ポイントは「脱・下着感」 大人の白T選び

――大人が白Tシャツを選ぶ際に気をつけるべき点はなんですか?

「1枚で着る場合は、“下着感”が出ないようにすることですね。そのためには、しっかりとした厚みがあって、胸ポケットがついているものがいいでしょう。シルエットに関しては、サイズ感はややゆったりとしていて、着丈が長すぎないものがおすすめです。反対にインナーとして着る場合はシルエットにゆとりがありすぎず、タックインできるように適度に着丈が長い方がおすすめです」

「同じコットン素材の白Tシャツでも、生地の光沢感の有無や、肌触りの滑らかさなどは千差万別です」と語る遠山さん。自分好みの素材やシルエットを見つけ出すのも楽しそうだ
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人とかぶらないベーシックコーデ デニムシャツで味付け
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