黒が濃く、暗記にぴったりなボールペン

「ユニボール ワン 黒」(132円)で書いた文字が下。明らかに濃い

続いて20年に発売されたボールペン「ユニボール ワン」だ。色材が紙の繊維に浸透しにくい新開発の顔料を使用する。普通のボールペンに使われるゲルインクに比べて、黒は濃く、ほかの色も鮮やかに書けるのが特徴だ。

特に黒は、濃いとこんな効果も。

「立命館大学総合心理学部で、高校生を対象に認知心理学の実験を行ったところ、濃い黒インクで書かれた文字のほうが、従来品で書かれた文字より、記憶に残りやすいことがわかりました」(同)

つまり、暗記ノートなどに書き込むのにはぴったりなボールペンということ。資格試験の記憶系の勉強などに最適なほか、どんなメモでも記憶に残りやすくなって困ることはない。色がビビッドに出るという、ほかのカラーもあるので、アンダーラインなどに使えばさらに記憶しやすさがアップしそう。ボール径0.5ミリメートルと0.38ミリメートルがある。

加圧してインクを押し出す「パワータンク」(220円)

インクの出し方を工夫したボールペンもある。加圧ボールペン「パワータンク」だ。ボールペンは基本、ペン先を下にしないと書けなくなることが多い。ペン先のボールに、重力で下りてきたインクを乗せて書いていく仕組みだからだ。

インクを加圧してボールに送り込み、逆さにしても書けるようにしたのが「パワータンク」。ボール部分はミクロの突起がインクをかき出し、紙をがっちりグリップするスパイクボールになっていて、カレンダーなど垂直な面への書き込みもキレイに書ける。インクが出にくくなる水にぬれた紙や、氷点下の場所などでの筆記も可能になるほか、カラーコピーなどのツルツルした紙にも書き込みやすいという。

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油性ボールペンで世界最小、超極細のボール径