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ドラマの反響が順位に影響

9位から6位にランクアップの長澤まさみは、主演ドラマの劇場版『コンフィデンスマンJP‐プリンセス編‐』が昨年7月に公開されたほか、今年4月期の連ドラ『ドラゴン桜』(TBS系)への続投が発表され話題を集めた。

俳優活動が過去2年ない人は除く。ドラマ放送開始日、映画公開日で判断。スコアは小数点第2位で四捨五入。順位は第2位以下も含めて付けた

連ドラで印象的な演技を見せてSNS上などで話題となり、順位を上げた女優も少なくない。

8位の広瀬アリスは今年1月期の『知ってるワイフ』で力強さと可憐な魅力を兼ね備えたヒロイン像を好演。多部未華子は、昨夏放送の主演ドラマ『私の家政夫ナギサさん』で活躍して“ワタナギ現象”を巻き起こし、昨年24位から11位にジャンプアップした。

橋本環奈もドラマ『ルパンの娘』や映画『新解釈・三國志』に出演したほか、NTTドコモなどのCMでもマルチに活躍してトップ10入りを果たした。

前年圏外から今年トップ30入りを果たしたのは、浜辺美波、菅野美穂、川口春奈の3人。

浜辺は、総合トップ100のメンバー中で伸び率1位となるなど急成長。その浜辺と今年1月期のドラマ『ウチの娘は、彼氏が出来ない!!』で共演した菅野は、約4年ぶりの連ドラ主演だった。

川口は、急遽代役で起用された20年のNHK大河ドラマ『麒麟がくる』をはじめ、ヒロインを演じたドラマ『極主夫道』など1年を通して様々な作品に出演して演技力に注目が集まり、女優としての評価が高まった。

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若手の主役級も続々