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受験生は来年の合格に向け、今が正念場(写真はイメージ=PIXTA)

受験生は来年の合格に向け、今が正念場(写真はイメージ=PIXTA)

大学受験生は今、夏期講習など勉強漬けの毎日。東京大学など国内難関大学を目指す高校生はどんな学校から進学しているのか。今回の連載は特別編として東大、京都大学、国公立大学医学部、これらの総合の4回に分け、進学校の合格者数ランキングを紹介する。教育情報サービスの大学通信(東京・千代田)の協力を得て作成したランキングを教育ジャーナリストのおおたとしまさ氏に読み解いてもらった。4回目は東大、京大、国公立大医学部の総合。

(1)東大合格ランキング 男子中高一貫校が上位占める理由

(2)京大合格ランキング 関西の公立校、なぜ躍進

(3)国公立大医学部合格ランキング 西日本が優位な理由

トップ10のうち7校は男子校

これまで3回にわたって、東大合格者数ランキング、京大合格者数ランキング、国公立大医学部合格者数ランキングを掲載してきたが、それらを合計したランキングも作成してみた。参考として、合格者数を卒業生数で割った率も計算している。このランキングが何を意味するのかは、それぞれに解釈してほしい。

1982年から東大合格者数ランキング1位を独走している開成がこのランキングでも1位。2位は国公立大医学部ランキングで圧倒的1位の座を維持し続ける東海。3位は東大と国公立大医学部にバランス良く合格者を出す灘。関東、中部、関西のそれぞれのトップ校が並んだ形だ。

昨年集計した2016~20年の5年間平均(以下、昨年度)では僅差で、灘が2位、東海が3位だったが今回は逆転した。ただし、開成も東海も学年規模が大きい。合格率で見ると、開成は5位、東海は14位、灘が1位となる。灘の卒業生の約8割が東大か京大か国公立大医学部に合格しているというのは、驚異的な事実である。

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