■GUCCI(グッチ)
グッチ25H
時計製作に本気に向き合う100周年を迎えたグッチ
ブレス一体型の新コレクションは、初の自社製ムーブを搭載。マイクロローターによる薄型自動巻きで、ケース厚7.2mmの極薄をかなえた。太く立体的な横ストライプのダイヤルも、印象的。自動巻き。径40mm。SSケース&ブレスレット。予価113万円。今秋発売予定(グッチ ジャパン)

■MAURICE LACROIX(モーリス・ラクロア)
アイコン オートマティック39mm エクリュ
色使いもスタイリッシュ 夏にぴったりなブレス時計
クル・ド・パリが彩るダイヤルを染める淡く上品な生成り色(エクリュ)は、トレンド感が高い。小振りなケースのサイズ感も‘70 年代風。ブレスはインターチェンジャブル20気圧防水で、日常使いに頼もしい。自動巻き。径39mm。SSケース&ブレスレット。21万4500円(DKSHジャパン)

Keyword 8 Bronze Case育てて付き合うブロンズケース
傷付きやすく、酸化・硫化で色変わりをするブロンズケースの流行は、経年変化を楽しむというファッション的観点から広がった。「その元祖であるパネライは、小振りなケースで日常使いしやすい『ブロンゾ』の新作を投入。ヴィンテージ感を強調する素材として、ここ数年来ブロンズに力を入れてきたモンブランも、複数のブロンズモデルをリリースしている。グリーン同様、ブロンズも定番化しそうな気配です」(高木さん)。
■PANERAI(パネライ)
サブマーシブル ブロンゾ ブルーアビッソ
ジャケットに合わせやすい歴代最小ブロンゾ誕生
これまで47mm径 で展開してきたブロンゾに、パネライでは小振りの42mmがレギュラーモデルとして新登場。逆回転防止ベゼルもブロンズ製で、外装全体で経年変化が楽しめる。深いブルーのダイヤルがなんともシック。3日巻きの自社製Cal.P.900搭載。自動巻き。径42mm。ブロンズケース。カーフストラップ。191万4000円(オフィチーネ パネライ)

■MONTBLANC(モンブラン)
モンブラン 1858 ジオスフェール リミテッドエディション 1858
ブラスト加工で引き立つブロンズのヴィンテージ感
ダイヤルに南北両半球のタイムゾーン表示を持つ“ジオスフェール”の新作。ブラウングラデのダイヤルが、ブロンズによく似合う。裏蓋には、レーザー加工でゴビ砂漠の“炎 の崖”をリアルに描いた。世界限定1858本。自動巻き。径42mm。ブロンズケース。カーフストラップ。78万1000円(モンブラン コンタクトセンター)

※表示価格は税込みです。
撮影=若林武志 スタイリング=四方章敬 ヘアメイク=MASAYUKI(The VOICE) 文=高木教雄 吉田 巌(十万馬力)
[MEN’S EX Summer 2021の記事を再構成]
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