
またぞろ緊急事態宣言が発令された東京は店でお酒は飲めないわ、テレビをつければニュースはコロナと五輪のことばかり。あーあ、いやんなっちゃう。
そんなスカッとしない2021ニッポンの夏。唯一の明るい話題といったら、メジャーリーグのロサンゼルス・エンゼルスで投手と打者の二刀流で大活躍を続ける大谷翔平選手である。
「ダサい」といわれたユニホーム、大谷が着れば…
いまや彼の一挙手一投足は、日本のみならず全米でも話題になり注目されている。MLBオールスターゲームでは史上初となる1番指名打者かつ先発投手で初出場を果たして、2年ぶりに実施されたホームランダービーにも日本人選手として初出場。いやぁー、見ていてスカッとする大谷選手のホームラン連発競争は、コロナ疲れも吹き飛ばしてくれました。
そこで今回は、やることなすこと史上初尽くしのスーパースター、ワレらが大谷翔平選手のファッションについて考察してみたい。オータニサン! イッツショータイム!
MLBオールスターゲームのユニホーム姿も、ダントツで似合っていてカッコいい。今回のオールスターゲーム用のユニホームは一部のファンの間では「ダサい」という声も上がっていたが、いやいや、ちょっと昔のアメリカンリーグのクラシックなユニホームのようなくすんだブルーが、若さあふれる大谷翔平選手が着ると逆に新鮮で全然ダサくない。
ちなみにキャップは「ニューエラ」製、ユニホームは「ナイキ」製である。
そういえば、「ポロ ラルフローレン」のラルフ御大は大のメジャーリーグファンで、NYのヤンキースタジアムのヤンキースの始球式に招待されるほどの野球小僧らしい。好きが高じて、ニューヨーク・ヤンキース、ロサンゼルス・ドジャース、シカゴ・カブス、セントルイス・カージナルスの4球団をフィーチャーした、ニューエラのキャップやポロシャツ、サテンのベースボールジャケットといったカプセルコレクションを発売している。

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