タレントパワーランキング2021の男優部門は、大泉洋が2連覇。福田雄一監督と初タッグを組んだ『新解釈・三國志』(2020年12月公開)は、コロナ禍のなか興行収入約40億円の大ヒット、さらに第71回紅白歌合戦の白組司会に抜てきされるなど、“国民的俳優”の地位を築いた。[タレントパワースコアについての詳細は記事「タレントパワーランキング あの女優が8年ぶり1位に」参照]

13位から2位に大きく上昇したのが、この春にジャニーズ事務所を退所した長瀬智也。1月クールの宮藤官九郎脚本ドラマ『俺の家の話』放映中の2月期調査で、一気にスコアを伸ばした。
29位から9位にジャンプアップしたのが、堺雅人。20年7月から放送開始し、怪演を見せたドラマ『半沢直樹』は世帯平均視聴率20%以上を続け、最終回には32.7%の驚異的な数字を記録した。20年にはマクドナルドのCMにも出演。年末年始の富士フイルムのCM「お正月を写そう♪2021」で広瀬アリス・すず姉妹と共演したこともスコアアップにつながったと見られる。
10位の香川照之は、『半沢直樹』放映後の11月期のスコアが40.2。堺雅人(38.8)を凌ぐ数字を叩き出した。