Men's Fashion

ペアよりシェア 男女で共有する時計、選ぶ楽しさ2倍

編集長探訪

編集長探訪 腕時計編(5) ウブロ

2021.7.22

腕時計は、小さなボディーに超絶技巧の装飾と複雑な機構がぎっしりと詰め込まれた、精緻なワンダーランドといえます。その美しく、個性あふれる世界を一緒に堪能しませんか。「編集長探訪 腕時計編」はメンズファッション編集長が話題の時計ブランドに足を運び、ビジネススタイルに合う腕時計を探る訪問記。ユニークな売り場の映像とともにお届けします。今回のテーマは「シェアウオッチ」です。




最近のファッショントレンドの1つがシームレス。オンとオフの境界が薄れ、男女が楽しめるジェンダーレスファッションも台頭しています。

腕時計でも同様の現象があります。男性ではスーツにもジャケパンスタイルにも合う汎用性のあるモデルが売れています。一方で女性の間では機械式のメンズライクな時計を求める傾向が強まっているといいます。そこで人気が高まっているのが夫婦やカップルで同じ大きめの時計を共有するスタイル。それが、シェアウオッチです。

シェアウオッチの需要が高まっているというウブロブティック銀座を訪ねました。モダンな外観を持つブティックで、中に入ると特設のショーケースがあり、タッチすることで時計が現れたり映像が動いたり。楽しさ満載の空間に、ずらりと並ぶ圧巻の時計コレクション。アシスタントブティックマネージャーの南修平さんは「ウブロはケースサイズが本当に幅広いのが特徴。とくにシェアウオッチとして着けやすいミドルサイズ、41mm、38mmの種類が豊富です」と言います。

ウブロでは同じモデルのサイズ違いを男女で着ける「ペアウオッチ」も人気だそうですが、最近特に男女で、家族でとシェアウオッチを求める人が目立ってきました。女性の服装がよりカジュアルになり、「大きなモデルを選びやすくなっているのでは」と見ています。

今の男性のビジネススタイルにぴったりで、女性も楽しめるという視点でおすすめを聞きました。