食費かさむ夏休み 子どもに管理任せ節約&お金の教育子どものお金

2021/7/21
写真はイメージ=PIXTA
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もうすぐ夏休み。普段は学校で過ごして給食を食べている小中学生が家にいるようになるため、この時期、食費や水道光熱費が高くなってしまうことを心配するご家庭が増えます。新型コロナウイルスによる休校時もそうでしたが、1日3食を自宅で食べさせると、意外と食費が増えるもの。栄養バランスや食の楽しみなどの面も気になるので、ついお金がかかりがちです。

休み期間は多少の食費増は仕方がありませんが、増やしすぎないよう、コントロールしていきましょう。緊急事態宣言による休校といった事態は再発しないことを願いますが、夏休み中の食費コントロール法は、普段の生活やテレワークで在宅がちな暮らしにも有効に働く可能性が大きいです。

節約料理より、家計管理に子どもを巻きこむ

節約料理を頑張れば夏休みの食費はコントロールできる。そう思いがちですし、それができたらすてきかもしれません。けれど、料理が苦手な人には荷が重い話。もちろんメニューを考えることを楽しんだり、子どもと一緒に作ったりすることは非常によいことですが、それ以外に普段の生活の延長でできることはないでしょうか。

私は夏休みの食費をコントロールするには、「子どもを巻き込む」ことがよいと思います。共働きのご家庭などで、夏休み中も子どもに弁当を持たせて学童保育に通わせるような場合には効果が少ないかもしれません。ですが、留守番をして自宅で過ごす子どもには、この「巻き込み作戦」が効くでしょう。始めは面倒くさがったり、嫌々やったりする感じであっても、次第にゲーム感覚になり楽しむようになる子どもも多いようです。

留守番をしている子どもの昼食を準備するのに、一番楽なのは「お昼は買って食べてね」とお金を渡すこと。何も考えなければ、1食あたり500~1000円かかって当たり前になってしまいます。そこでひと工夫です。

子どもの昼食代に「1週間の予算」を作り、その中で管理をさせてみるのです。ご家庭の1週間予算管理の方法と同じです。簡単に説明すると「1週間の決まった曜日に予算を財布に入れ、翌週の同じ曜日に更新する。残れば好きなものに使っていいし、足りなければ翌週の予算から前借りする」というやり方です。これを子どもにも適用します。

単に「予算の中で昼食を食べなさい」としてしまうと、食に対する知恵が少ない子もいますから、カップ麺や菓子パン、おにぎりだけで済まそうとする場合が出てきます。そのため、購入するときの組み合わせルールや、同じものを続けて食べてはいけないルールなどを作り、ある程度食のバランスを保てるように配慮しましょう。その上で、予算の中ならアイスもジュースも購入OKとすると、子どもは割とやる気を出します。

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子どもの昼食代の予算はいくら?