ビジュアル解説 手のひらサイズ「ミニPC」の基礎知識手のひらサイズ「ミニPC」購入ガイド(上)

2021/8/18
図1 ミニPCとは手にひらに載るほどにコンパクトなパソコンのこと。インテルが提唱した小型PCフォームファクターであるNUCに準拠したものが代表的な製品だ

テレワークの普及などで、ノートパソコンの需要が増えている。そうした中、「ミニPC」と呼ばれるパソコンの人気が高まっている。ミニPCとは、インテルのNUC(インテルが推進する据え置き型の超小型パソコンのフォームファクター規格)に代表される、手のひらサイズの小型パソコンのことだ。ここではミニPCの基礎知識についてビジュアルで解説する。

【記事本編はこちら】性能高まる「ミニPC」 テレワーク時代の選択肢に浮上

性能アップで人気高まる

図2 ミニPCにはコンパクトながらCore i7などの高性能CPUを搭載するものもある。インテル以外のメーカーからも発売されており、NUCよりもコンパクトなものなど、多種多様な製品が販売されている
図3 27型液晶ディスプレーとインテルのNUCを並べたところ。画面の下に設置できるので、机周りのスペースを無駄に消費しないで済む。図3と図4の液晶ディスプレーは、アイ・オー・データ機器の27型フルHD液晶ディスプレー「LCD-AH271XDB-A」(実売価格:2万9800円)
図4 液晶ディスプレーがVESAマウントに対応していれば、それを利用してミニPCを装着することも可能だ

テレワーク時代に最適

図5 ミニPCはコンパクトかつ軽いので、本体だけ持ち歩いて、会社や自宅、レンタルテレワークスペースなどでそれぞれに据え置きの液晶ディスプレーやマウス、キーボードを接続して使うことができる
図6 最近のモバイルノートPCは基本的にメモリーやストレージをアップグレード(増設・交換)できない。また、本体より先に液晶ディスプレーやキーボードがダメになってしまうことも多い。その点、ミニPCはメモリーやストレージをアップグレードできるうえ、液晶ディスプレーやキーボードなども交換自由なので長く使える

ミニPCには完成品とベアボーンがある

図7 ミニPCの入手方法としては、OSまでインストールされた「完成品」を購入する方法とメモリー、ストレージ、OSなどを自分で別途購入して組み込む「ベアボーン」を購入する方法がある。手軽にミニPCを入手したい人には完成品がお薦め。性能や品質にこだわりたい人には、各種パーツを自由に選択できるベアボーンがお薦めだ
図8 ミニPCの価格帯と搭載CPUの関係は表の通り。完成品の場合、メールやインターネット、ウェブ動画の閲覧などの用途が主であれば5万円以下の製品でも十分。オフィス文書の作成やビデオ会議などビジネス用途であれば5万円以上の製品が、動画編集などの重作業を行いたい場合は10万円以上の製品が望ましい

(ライター 滝伸次)

[日経PC21 2021年9月号掲載記事を再構成]

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