性能高まる「ミニPC」 テレワーク時代の選択肢に浮上手のひらサイズ「ミニPC」購入ガイド(上)

テレワークの普及などで、ノートパソコンの需要が増えている。そうした中、「ミニPC」と呼ばれるパソコンの人気が高まっている。ミニPCとは、インテルのNUC(インテルが推進する据え置き型の超小型パソコンのフォームファクター規格)に代表される、手のひらサイズの小型パソコンのことだ(図1)。

図1 ミニPCとは手にひらに載るほどにコンパクトなパソコンのこと。インテルが提唱した小型PCフォームファクターであるNUCに準拠したものが代表的な製品だ

性能アップで人気高まる

インテル以外のメーカーからも、よりコンパクトなモデルなど多種多様な製品が発売されている(図2)。少し前までは小型パソコンといえばローエンドCPU(中央演算処理装置)を搭載した処理性能の低いものが多かったが、今では最新のハイエンドCPUを搭載するものも増え、処理性能とコンパクトさを両立させることが可能になった。その点も、今人気が高まっている要因の一つといえる。

図2 ミニPCにはコンパクトながらCore i7などの高性能CPUを搭載するものもある。インテル以外のメーカーからも発売されており、NUCよりもコンパクトなものなど、多種多様な製品が販売されている

しかし何といっても、ミニPCの最大の魅力はコンパクトなことだ。図3の写真のように、製品によっては液晶ディスプレーの下に設置可能。ほとんどのミニPCはVESA(薄型ディスプレーをアームスタンドなどに固定するための、金具やネジ穴などの位置を定めた規格)マウント取り付けに対応しており、VESAマウントを装備した液晶ディスプレーと組み合わせれば、一体型パソコンのような使い方もできる(図4)。

図3 27型液晶ディスプレーとインテルのNUCを並べたところ。画面の下に設置できるので、机周りのスペースを無駄に消費しないで済む。図3と図4の液晶ディスプレーは、アイ・オー・データ機器の27型フルHD液晶ディスプレー「LCD-AH271XDB-A」(実売価格:2万9800円)
図4 液晶ディスプレーがVESAマウントに対応していれば、それを利用してミニPCを装着することも可能だ
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